07年12月2日 日曜日 視点と支点・二部
前日、入院して手術をした。国民年金受給者の私は幾ばくの貯えがなければ手術は出来なかっただろう。テレビ番組では政治家は其の様な時は行政が対応するといっているが現実はお金を持たない庶民はそうではないく、却って生活保護の指定を受けていれば間違いなく病院に行ける不文律を抱えている。
私の友人が全く体が動かなくなり介護保険も申請しても認可が下りるのに一ヶ月も掛かった。急に重症になれば認可が下りた時にこの世に居ない可能性もあると言うことなのだ。
10月25日の朝日にこのような記事が載っていた (ここをクリック)
9月18日の記事には生活保護の窓口の対応に絡んだ主な事件が載っていた (ここをクリック)
私の様に戦争孤児経験者は、その日の糧のない日を何度も経験している。だから人間が人間として最低の生活をするには、最低どのお金がいるか分かっている。
そして、体を使って精いっぱい働く人種ほど長時間労働で幾ばくも収入を得られないことも経験済みだ。
然し、私のような経験のない為政者や官僚が社会の底辺で働いている者との視点が変わることは、戦後の学歴社会では顕著に現れている。
次の新聞の切り抜きを見ていただこう。(ここをクリック)書いているように今後景気が後退すると、この問題は生活保護問題ばかりでなく、医療・賃金などに影響をおよぼすのは確実ではないだろうか。
軍事についても私たち戦時経験者は軍隊は国民を守れないと言うことを身を以て体験している。
しかし、国家は軍隊は国民を守ってくれるという。考えてみよう戦国時代と違い近代戦では空から降ってくるロケット弾やクラスター爆弾を軍が防げるだろうか。それは、イラクなどで証明済みだ。
核兵器がロケットで飛んできてどれだけ阻止できることが出来るだろうか。
以前、テレビ番組でベトナムに参戦したアメリカの兵士が、「政治家や軍の中核の将軍たちが前線で戦闘に加われば、戦争に対する考え方も変わるだろう」と政治家たちを批判していた。
日本においてもそうだが、昔から政治家やキャリア官僚は戦争には絶対に行かないから戦争を見る視点が私たちと全く違うのである。
アメリカは歴史も浅く内戦は経験しているが外国から国土を占領されていないので、戦に対しての視点も特別な感覚があるのだと思う。
私が護憲を叫んでいるのは、国を守る国民を守るのは、如何に他国ともめ事をなくし、国家を侵されない口実を与えないことしか国民は守れないと思うからだ。
もし、日本が紛争に巻き込まれる事態になり日本領土内で戦争が起こる成ら、国家は国民を守りきれないと思うからだ。これが私の国を守るということの支点の視点であり、之からの日本は、政治家、官僚が己の欲得で日本を見つめる視点と国民がどうか換るかで日本の行方が決まってくるだろう。
前日、入院して手術をした。国民年金受給者の私は幾ばくの貯えがなければ手術は出来なかっただろう。テレビ番組では政治家は其の様な時は行政が対応するといっているが現実はお金を持たない庶民はそうではないく、却って生活保護の指定を受けていれば間違いなく病院に行ける不文律を抱えている。
私の友人が全く体が動かなくなり介護保険も申請しても認可が下りるのに一ヶ月も掛かった。急に重症になれば認可が下りた時にこの世に居ない可能性もあると言うことなのだ。
10月25日の朝日にこのような記事が載っていた (ここをクリック)
9月18日の記事には生活保護の窓口の対応に絡んだ主な事件が載っていた (ここをクリック)
私の様に戦争孤児経験者は、その日の糧のない日を何度も経験している。だから人間が人間として最低の生活をするには、最低どのお金がいるか分かっている。
そして、体を使って精いっぱい働く人種ほど長時間労働で幾ばくも収入を得られないことも経験済みだ。
然し、私のような経験のない為政者や官僚が社会の底辺で働いている者との視点が変わることは、戦後の学歴社会では顕著に現れている。
次の新聞の切り抜きを見ていただこう。(ここをクリック)書いているように今後景気が後退すると、この問題は生活保護問題ばかりでなく、医療・賃金などに影響をおよぼすのは確実ではないだろうか。
軍事についても私たち戦時経験者は軍隊は国民を守れないと言うことを身を以て体験している。
しかし、国家は軍隊は国民を守ってくれるという。考えてみよう戦国時代と違い近代戦では空から降ってくるロケット弾やクラスター爆弾を軍が防げるだろうか。それは、イラクなどで証明済みだ。
核兵器がロケットで飛んできてどれだけ阻止できることが出来るだろうか。
以前、テレビ番組でベトナムに参戦したアメリカの兵士が、「政治家や軍の中核の将軍たちが前線で戦闘に加われば、戦争に対する考え方も変わるだろう」と政治家たちを批判していた。
日本においてもそうだが、昔から政治家やキャリア官僚は戦争には絶対に行かないから戦争を見る視点が私たちと全く違うのである。
アメリカは歴史も浅く内戦は経験しているが外国から国土を占領されていないので、戦に対しての視点も特別な感覚があるのだと思う。
私が護憲を叫んでいるのは、国を守る国民を守るのは、如何に他国ともめ事をなくし、国家を侵されない口実を与えないことしか国民は守れないと思うからだ。
もし、日本が紛争に巻き込まれる事態になり日本領土内で戦争が起こる成ら、国家は国民を守りきれないと思うからだ。これが私の国を守るということの支点の視点であり、之からの日本は、政治家、官僚が己の欲得で日本を見つめる視点と国民がどうか換るかで日本の行方が決まってくるだろう。