風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

朝焼けと採貝漁の海

2019-02-17 | 三重県・海・伊勢湾
 津市白塚海岸です。
 採貝漁の船が10数艘出漁しています。

①寒さのため対岸は浮島現象ですが、水平線上に雲があり、日の出の太陽は期待出来ません。


②渥美半島の右側が赤く染まっていますが、太陽の姿はありません。
 朝焼けの空が美しいです。


③鵜(川鵜)の一群が右から左、南から北へ飛んで行きます。


④太陽は薄い雲の中でにじんで、白い光りを放っています。


⑤朝焼けの空の色が刻々と変わって行きます。


⑥上空を鵜の小さな群れが通過します。
 これも右から左へ移動しています。














⑪見にくいですが、沖の水平線近くを鵜の群れが次々に通過しています。
 どこからやって来て、どこへ行くのか定かではありません。





⑬ゴルフクラブを1本だけ持ったおじさんが通過します。


⑭こちらは犬の散歩のおじさん。


⑮小堤防を下りて、波打ち際に出てみました。
 足跡はさっきの、ゴルフクラブのおじさんのものです。


 明日は光芒です。

採貝漁始まる その3

2019-02-10 | 三重県・海・伊勢湾
 津市河芸海岸の採貝漁です。
 バカ貝を採っています。
 バカ貝は貝のままではバカ貝、むき身にして鮨ネタになるとアオヤギとよばれています。
 今回が最後です。
 2月7日の写真です。

①太陽は海上に横たわる雲を出て、その上の薄い雲をとおして弱々しい光りを投げています。
 それでも海は金色に輝いています。


②太陽とカモメが一番いい位置に入る、この小さな船を中心に追ってみます。











⑥太陽からはずれると色彩が失われます。


⑦また先ほどの船です。


⑧引き上げた貝の選別作業をしているようです。


⑨こちらは少し大きな船です。


⑩手前をハマシギが飛翔します。


⑪春の海のような風情です。











⑮この日は貝の水揚げを写しに漁港へ行きませんでしたが、貝漁の様子を見ていると好調とは思えませんでした。
 これは不調だった昨年・2018年2月初旬の写真です。


⑯こちらは好調だった一昨年・2017年2月中旬の写真。
 貝の量が違います。


⑰こちらも好調だった2016年2月初旬の写真。


 貝は回遊してくる魚介類ではありませんが、この先の好調を期待します。

採貝漁始まる その2

2019-02-09 | 三重県・海・伊勢湾
 津市河芸海岸の朝です。
 今年も夜明け前から採貝漁が始まっています。
 2月7日の写真です。

①少し早起きをしなければならないのですが、海から昇ったばかりの太陽に接するのは気持ちのいいものです。
 まっさらな手つかずのお日様を、人に先駆けていち早く見られる・・。
 すがすがしいだけでなく、優越感のようなものすら感じます(^^)。


②やわらかな丸い輪郭を持った太陽。
 春の曙の太陽という感じです。


③このような靄った天気なので、対岸はもちろんこの時期特有の浮島現象も見られません。


④ウオーキングの人が通りかかりました。
 その都度カモメは飛び上がりますが、すぐに舞い戻ってきます。








⑦ハマシギの一群が疾走します。








⑩投入したまぐわ(ジョレン)を引き上げています。
 錨を打ち、船を走らせ、適当なところでまぐわを下ろし、錨の張ったロープをウインチで巻きながらまぐわで底を曳き、貝を採ります。


⑪過去の写真です。
 これがまぐわです。
 これを曳き刃で貝を採ると、金属製のカゴを通して赤い網の中に貝がたまります。





⑬太陽は雲の上からやっとかぼそい姿を現わしました。
 海が金色に輝きます。











 明日は最後、その3です。

採貝漁始まる その1

2019-02-08 | 三重県・海・伊勢湾
 津市河芸海岸です。
 2月に入り今年もバカ貝やトリガイなどの採貝漁(さいばいりょう)が盛んになってきました。
 今年初めての採貝漁の撮影です。
 昨日、2月7日の写真です。

①北風も吹かず暖かく、春のように靄った天気となりました。
 おかげで満月の月の出のような、真っ赤な日の出です。


②少し時間が後戻りします。
 天気予報に反して、すっきりした晴れにはなりません。
 この段階では朝日など見られるのかと心配しました。


③船は多くが漁に出ています。
 漁港の明かりはまだついています。


④車で回り込んで漁船の近くまで来ると、東の空が急速に明らんで来ました。
 日の出が期待出来そうです。


⑤おこぼれをねらうカモメが船のまわりに集まっています。





⑦採貝漁は岸から200mも離れていないところで行われます。
 貝を引いて採る器具(まぐわ)を投入するところです。








⑩待望の朝日です。
 船の人も日の出を見ているようです。


⑪砂浜を左右に動き回って、船と太陽の配置を変えます。








⑭日本画に出てくるような優美な太陽です。


⑮晴天だと太陽がここまで昇ると、ギンギラギンにまぶしくて写せないのですが、春霞のような天候なので、真っ赤な輪郭を保っています。





 明日はその2です。

マリーナの夕景 

2019-02-07 | 三重県・海・伊勢湾
 午前中には雨が止んで、午後2時頃には日が差してきました。
 2月上旬とは思えない暖かい日です。
 いつもの撮影地のひとつ、津市のマリーナ河芸です。
 西空の山の上には雲があり、残念ながら太陽はその雲の中に沈んでしまいました。
 昨日、2月6日の写真です。
 何度もご紹介したマリーナ河芸です。
 説明文はなしとします。