風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

山陽・四国の旅 その4 (足摺岬)

2015-05-20 | 四国
 高知県大月町大堂海岸から足摺岬方面へ向かいます。
 
①ここは樫西(かしにし)海岸。
 晴れていれば透き通った青い海に小島が点在する、繊細な風景が展開するのだが。
 樫西海岸は次に出てくる竜串海岸とともに、海中の景観などがすぐれているため、海域公園(旧の海中公園)に指定されている。


②曇っているので、景色にメリハリがない。
 干してあるイカを写して遊ぶ。


③④⑤竜串(たつくし)海岸。恐竜の背骨のような岩が海に向かって突き出している。
 鬼ケ城のような蜂の巣状の風蝕跡も見られる。
 後方の建物は、海中展望塔。




 

⑥~⑧足摺岬。田宮虎彦の小説「足摺岬」や映画「足摺岬」(リバイバル)を見て、初めてここへやってきたのが40数年前。
 汽車やバスを乗り継いで、とにかく長い長い旅だった。
 岬のヤブ椿のトンネル。
 映画では木洩れ日の中を、七人の侍コンビの木村功と津島恵子が歩いていた。(しかしこのへん、古いなあ(^^))。






⑨断崖絶壁やリアス式海岸で有名な足摺宇和海国立公園で唯一の白砂青松の海岸、大岐(おおき)海岸。
 海岸がビーチクリーナーかなにかで清掃された後のようだった。


⑩~⑫清流四万十川を遡ってみた。
 佐田の沈下橋。
 洪水時には水面下に沈む。
 ここは観光地。
 遊覧の屋形船が待機している。






 次回は、大台ケ原・シロヤシオです。

山陽・四国の旅 その3 (大堂海岸)

2015-05-19 | 四国
 愛媛県南端の町、愛南町です。
 これから高茂岬(こうもみさき)へ向かいます。

①高茂岬へ向かう途中の養殖場。


②高茂岬。
 ここは25年振り。
 その時も今もまったく人影はなし。
 以前姿を見なかった猿が多数出迎えてくれた。


③後ろの林にひそむ猿たちの視線を背中に感じながら、高茂岬の夕景を見る。
 宇和海の小さな島々のかなたに、やがて日は沈もうとしている。


④来た道を夕陽を追っかけながら戻る。


⑤①と同じ場所だが1時間後。
 午後6時20分。


⑥翌朝、高知県大月町大堂(おおどう)海岸。
 ここも25年振り。
 見違えるように道路は改良されたが、ほとんどの人は足摺岬まで来てもここまでは足を伸ばさない。
 花崗岩が白く輝き、青い海に映えるのだが、少し靄っている。


⑦小さな入り江の養殖場。


⑧ここも小さな入り江だが、サンゴ礁の海のようなマリンブルーの海水。


⑨⑩大堂海岸展望所からの柏島。
 マグロや鯛養殖のコワリが並ぶ。




⑪⑫豪快な断崖絶壁が続くスリル満点の大堂海岸遊歩道。
 ここは足摺宇和海国立公園。
 足摺岬を上回る四国随一の景観と思えるが見る人は少ない。


 

 明日は、その4・足摺岬です。

山陽・四国の旅 その2 (宇和島)

2015-05-18 | 四国
 広島県呉港を朝一番のフェリーで愛媛県松山港へ向かいます。

①霧の呉港。
 JMUのクレーンが並ぶ。


②瀬戸内海の中ほどへ来たころから、青空が見えてきた。


③④愛媛県西予市(せいよし)宇和町卯之町。
 ここも重要伝統的建造物群保存地区。
 整然とした豊かな在郷町の街並み。




⑤開明学校。
 四国で最も早く出来た小学校。
 次の、立派な旧校舎といい、宇和町は教育熱心な町のようだ。


⑥⑦山田洋次監督の映画「ダウンタウン・ヒーローズ」の舞台となった旧宇和町小学校舎。
 今は米博物館。
 直線109mの廊下。旧制松山高校として使われていた。
 私は山田洋次監督のファンである。




⑧波静かな宇和海。
 穏やかな入り江には、鯛、ブリ、ヒラメなどの養殖いかだが浮かぶ。


⑨~⑫宇和島市遊子水荷浦(ゆずみずがうら)。
 段畑とよばれている段々畑が山のてっぺんまで続く。
 もらったパンフレットには「天と地と海のはざまに生きる」とある。
 すばらしい表現だ。
 天まで続く畑を見上げ、海の養殖いかだを見下ろしていると実感する。
 畑ではジャガイモの栽培が行われている。
 収穫は4月いっぱいまでとのことで、残念ながら終わっている。
 「段酌(だんしゃく)」といういいネーミングのジャガイモの焼酎を買ってきた。
 くせのないさわやかな口当たりの酒だった。
 

整然と並んだ狭い間隔の段畑は、古代ローマのコロッセオとよばれる円形闘技場の観客席のようにも見える。






 その3に続く。