風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

熊野灘の風景 潮岬

2016-02-01 | 和歌山県
 和歌山県串本町、本州最南端の潮岬です。


 潮岬はその名のとおり、潮の流れの激しいところとして知られています。
 潮岬の沖あいには世界最大級の海流、黒潮(日本海流)が流れています。

①②潮岬に向かう途中の出雲海岸。




③出雲漁港。


④⑤潮岬に似たようなかんじだが、岬名がついていない海岸台地。




⑥潮岬灯台。
 初点灯1873年(明治6年)。
 地上から灯火まで20m、海面から灯火まで49m。


⑦~⑬灯台の下および上からの風景です。






⑨潮の流れの速さがうかがい知れます。
 好ポイントのようで、漁船はこの付近を行ったり来たりを繰り返しています。








⑫今も日本の東西の物流の大動脈の上にある潮岬沖は、ひっきりなしに船舶が行き来しています。





⑭~⑯潮岬周遊道路の北西側からのながめです。








 明日は熊野枯木灘海岸です。

熊野灘の風景 橋杭岩 その2

2016-01-31 | 和歌山県
 和歌山県串本町、橋杭岩です。
 他所での撮影を終え約1時間半後、ふたたび橋杭岩へもどってきました。

①太陽はご覧のような高さに昇っています。
 大小40余りの岩柱が一列になって大島を目指しています。
 まさに奇観です。

















⑦また橋杭岩へやってきました。
 正午を過ぎています。
 きょうは大潮、干潮は13時20分です。
 朝に比べて、相当潮が引いています。











⑪澄み切った海水です。
 潮が引き、海底の白い砂のなぎさ模様がくっきりと見えています。








⑭シロサギが一羽エサを探しています。
 このシロサギは朝からずっと目にします。





⑯鵜が一羽、南の潮岬の方向へ飛んで行きました。


 明日は熊野灘の風景 潮岬です。

熊野灘の風景 橋杭岩 その1

2016-01-30 | 和歌山県
 熊野灘の風景、今回は県境の川、熊野川を越えて和歌山県へ行ってきました。
 天気を見計らって行ったのですが、ねらいに沿った写真も何枚かは撮れたと思っています。
 1200枚近く写真を撮りました。
 多いので7~8回くらいに分けて、ボチボチ掲載して行きます。
 写した地域はすべて吉野熊野国立公園内です。
 行程順でなく、順不同で掲載します。
 まず今回は、串本町にある有名な橋杭岩です。
 2回に分けてご紹介します。
 1月27日の写真です。

①日の出前の風景です。
 朝焼けねらいです。
 この時期の朝日は大島の向こう側から昇り、橋杭岩の間からは昇ってきません。
 今、6時15分です。


②橋杭岩は串本側から大島に向かって、約850mにわたって岩柱がほぼまっすぐに連なっています。


③黎明の橋杭岩。
 赤、黄色、青、紫、それらの色が混じり合ったような様々な色あいに、空と海が刻々と変わって行きます。


④海の浸食作用により、長い年月の間に岩の硬い部分だけが残り、橋の杭のようになったため、この名が付いています。


⑤太陽が岩柱の間から昇らないため、カメラマンは5~6人しかいません。
 以下、写真だけごらんください。





























⑮正面は通常、大島とよばれている紀伊大島です。
 右端のアーチ橋は大島へ渡るくしもと大橋です。
 大島の写真も後日掲載します。


 明日はその2です。