風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

裏磐梯ミステリーサークル その2

2015-03-15 | 裏磐梯
 このミステリーサークルを写す場所は、路肩の積雪や湖岸の木立ちなどの状況により、限定されています。
 そのため、同じような構図にばかりなってしまいます。
 サークルは大小合わせて数十個はあるようです。
 この道路は米沢へぬける峠の手前で冬期通行止めのため、通る車は多くありません。
 それでも時おり車が止まり、携帯片手に写真を撮りにくる人もいます。
 太陽は西空を覆う雲の中にひそんだままです。
 これから、空と湖を夕照がつつむ頃まで、ここにとどまるつもりです。

①~⑧今回も個々のコメントはなしとします。
















 不思議な氷紋でした。
 どうしてこんなに見事な同心円状になるのか、どうしてこんなに大きくなるのか、どうしてこんなに数多くあるのか。
 地元の写真家の人たちと話していてもさっぱり分かりません。
 まさにまさに、ミステリーサークルです。
 得がたい風景をカメラに収めましたが、これはまったくの偶然の産物です。
 私が探すべくして探した、得るべくして得たものではありません。
 まさに僥倖です。 
 昨日の冒頭で、「とっておきの写真」などと大層な言い方をしましたが、たまたまこういうラッキーな結果を得ただけのものです(^^;)。
 しかし、家の四畳半で、こたつに入ってじっとしていては、こういう幸運もつかめません。
 何かはあるだろうと、この時期、この場所へやってきたのが、幸いにも功を奏したのでしょう。
 「すべての幸運の中で最高のものは、自分で作った幸運である」とは誰かの有名なことばですが、私もそう思うことにしましょう(^^)。


 次回は、湖北・夕景 その1です。
 
  

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4 コメント

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ミステリーサークル (ちひろ)
2016-04-14 16:14:50
いせえびさま、不思議な現象を見せていただきました。
湖底の地層に何か変化が起こっているのでしょうか。
巨大な深海魚のようなものとか、ネッシーとかも想像しました。
行動範囲が広くて、素晴らしい光景ばかり投稿されていて、楽しませていただきました。
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ちひろさま (いせえび)
2016-04-14 18:32:26
裏磐梯ミステリーサークルへ、初コメントをいただき、ありがとうございます。
この当時はブログを初めて1ヶ月ほどで、まだコメント欄を閉じていたのです。
1年以上前の写真をご覧いただき、ありがとうございます
地元で25年もいる写真家やペンションのオーナーも初めて見たと言っていました。
それ以降も出来ないようです。
私もあの後、2回、冬の裏磐梯へ行っているのですが、出現しません。
まさに、ミステリーサークルですね。
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自然には叶わないですね (スクルド)
2017-08-07 18:00:40
いせえびさんこんにちは
今日は台風の影響のせいにして笑、家で1日のんびりとする日としました。いせえびさんのブログを遡って見させて頂いているのですが(本当にいろいろなところへ行かれているのですね)このミステリーサークルはすごい!なかなかない風景なのですね。
自然現象としても謎が多いこの風景に、いせえびさんが居合わせたのは偶然とは思えませんでした^_^
この現象を撮る方を、裏磐梯の湖が選んだのではないだろうかと思いました。また台風も、この美しい現象も、自然が起こす現象に人間は叶わない、改めてそんな事を思わせて貰えた写真の数々でした。まるで一冊の美しい写真集を見ている様でした。

(いつも丁寧な返信をありがとうございます。すっかりブログのファンになってしまった為、また過去の記事に遡ってのコメントさせて頂いてもよろしいでしょうか^_^)
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自然風景との出会い (いせえび)
2017-08-07 19:32:28
スクルドさん、こんばんは。
この裏磐梯の同心円状の氷紋はまったくの偶然の産物でした。
たまたまお客さん数人を乗せてやって来た旧知のペンションのオーナーも驚いていました。
彼の連絡でやって来た、地元の風景写真家も目を見張っていました。
ふたりは20数年ここにいるが初めて見たと言います。
翌朝来たら氷紋は消えていました!?
キツネに化かされたような気がしましたが、写真は残っていました(^^)。
自然、風景との出会いのおもしろさのひとつですね。
写真はサラリーマン生活の休日、退職後は椎間板ヘルニアの手術、長年の老母の介護、私自身の体調不良などの合間に各地に出かけて写したものです。
その道のエクスパートの人から見れば、どうと言うことのない写真の量とレベルでしょう。
過去の写真をさかのぼって見ていただき、まことにありがとうございます。
それらにコメントをいただければ、私としても思い出を振り返って見ることが出来ますので、大歓迎です。
コメントをいただきありがとうございました。
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