風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

荒海と浜千鳥(ミユビシギ)

2016-11-15 | 三重県・海・伊勢湾
 三重県津市北部の海岸です。
 今年もミユビシギ(浜千鳥)の群れが渡ってきています。
 私はこの鳥の正式名のミユビシギ(三趾鷸)という名称が、言いにくくまたこの鳥の容姿にふさわしいものとは思っていないため、古来から歌などで詠まれ、歌われてきた浜千鳥として以下記載して行きます。

①海は荒れ模様です。
 50羽ほどの浜千鳥の群れがいます。





③波が高くてもエサを採らなくてはなりません。
 波が引くと前進します。
 彼らのエサは甲殻類やゴカイ類などです。





⑤波が寄せてくると急いで後退します。





⑦この繰り返しですが、逃げ遅れて波に飲まれてしまわないかと、つい心配してしまいます。


⑧一番手前の鳥のように、時には波に飲まれてしまいます。





⑩しかしやはり、小さくても海鳥です。
 そのまま海中へ引きずり込まれたりはしません。
 むしろこの際と逆立ちして、エサを漁っているガッツのある奴もいます。


⑪パラグライダーの青年が、やっとうまく風をとらえて立ち上がりました。


⑫しかしこのスポーツはむずかしいようで、立った姿勢が10秒とは続かず、何度も海に落ちてしまいます。


⑬風に流されてやってきたパラグライダーに驚いて、鳥たちはこちらへ向かって飛んできました。
 青年はここであきらめて、パラグライダーをしまい始めました。





⑮彼らのエサを漁っている姿を後ろから写します。
 後ろ姿もかわいいです。





⑰目の前を横切って行くときは駆け足です。


⑱まだ100羽以上の大群ではありません。
 このままこの地にとどまるのか、渡りの旅の途中なのかは分かりません。


 また青空と青い海に飛翔する、浜千鳥の大群を写したと思っています。

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2 コメント

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いせえびさま♪ (ひつじ)
2016-11-15 09:45:22
いせえびさま、おはようございます。♪
朝から楽しいお写真を拝見してしています。
めったに海へは行けないので、このような風景はのんびりと見たことがなく、
海鳥さんたちの姿にニコリとしています。
ゆっくりと海辺の風景を見ながら海岸を歩きたいなあと~!
こちらは細切れの時間をみては山道を走っています。!(^^)!
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ひつじさま (いせえび)
2016-11-15 12:48:55
こんにちは。
秋口からかもめや千鳥類が次々に渡って来て、海はにぎやかになっています。
今回の海辺の鳥たちの風景は、天気も悪く海も荒れて、のんびりとした明るい風景ではなかったかと思います。
青い海にかもめが舞い、浜辺に千鳥が走る風景は、目も心も安らぎます。
対岸の愛知県の知多半島もよく見えます。
いつか渥美半島や伊良湖のすばらしい海景を拝見しました。
冬場は海が青さを増し、空気も澄み渡り、ひときわきれいになります。
紅葉の後は、時間が出来ましたら、ぜひまた、三河湾や伊勢湾、太平洋を見に、写しにお出かけください。
コメントをいただきありがとうございました。
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