「吠えるし噛むし、とにかく困っているんです」というお問い合わせを頂きました。
早速会ってきましたよ
え~~~っと、飼い主さんの努力はすご~く感じました!が、
残念すぎる、どれもこれも、犬に合わない方法ばかり
興奮する・・・声も動作も大きく可愛がりすぎ このように接するのは興奮する犬に一番避けたいです。
吠える・・・・・「コラ」「だめ」と言うけれど、吠えやまない、一瞬やめても褒めない、望んでいることを伝えないのは、「しつけ全般」において避けたいです
噛む・・・・・・噛まないスプレーが噛まれて破壊写真の通りです。噛みたくない臭いで成功したとしても部屋全部に巻き続けるの?対処良法は避けたいです。
あまりに吠えるので、犬のカウンセリング(飼い主さんにお話伺います)中だけ、ちょっとワザを使い静かにさせました
・・・ようやく話せる聴ける
吠えるも噛むも「興奮しているから行う事」
犬が好き勝手に生活していること+興奮を助長するような接し方で興奮します。
前者の好き勝手というのは家のルールがない事をさしています。
基準がないから「どうしたらいいか犬が解っていない状態」解らないから好き勝手やるしかない!
後者は、「本にオーバーに褒めてあげましょうと書いてあったか両手を広げて大きな声で頑張りました」と
おっしゃっていましたが、褒める前の方がおりこうだった
いい子だから褒めたのに、褒めると噛むから、また叱るが繰り返されていませんか?
そうなんです。だから結局怒って、すぐ同じことやるから繰り返してるけどダメなんです
何をしたら良いかが褒め過ぎ(興奮させすぎ)て解らないんです。 それでいいんだよ と伝わる程度がベスト
興奮が強くなると、興奮しているから何をして褒められたか忘れてしまう、だから伝わらない。
自分の気持ちを伝える手の動き、声のトーンを変えるこれだけで随分変わりますよ
とお話させてもらい、実際に飼い主さんにやってもらいました
こんなに、まったりしているのを見た事が無いです・・・ 私からしたら、ただ、じ~っと一か所にいるだけだけど
飼い主さんからしたら革命的だったらしい(笑)
毎日生活している自宅だからこそ本性が見られる!室内の時間が多い環境なので家にいるときに扱いやすいと、とりあえずお互い疲れが減ると思います。
本当にちょっとのこと「ちょ」で「ガラ」っと変わるのが、しつけの面白いところです。困っている方ほど、良くなる振り幅というか、伸び白が沢山あるということ
何十、何百倍にも可愛くなりますよ。写真の噛む防止スプレーも取っておいて頂いて、数年後「こんな事もあったね」と武勇伝が笑えるといいなぁ
どんなお悩み・問題行動も、かなりの確率で逆訓練(吠えて良いよ、噛んで良いよ)が飼い主さんによって行われている!ご本人は気がつけない
逆がつかない、通常のしつけ、訓練に変えれば進みが早いしつけで依頼受ける場合は、頭のいい子が多いんですよ。
自分がどう動いたら飼い主から遊んでもらえるか、嫌がる事をされないか知っているから
一言で表すなら人より上手なんです。
「ちょ・ガラ」してみませんか?カウンセリングのみでも大歓迎ですお待ちしておりま~っす。
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