人の横について歩くのを「アトエ」と指示します
アトエの練習をしてきてもらった、通学コースに通ってくださっている方が
「フセもおいでも、褒めるのはココだって解るけれど、アトエはどこで褒めたらよいのか解らなくて悩みます」
とおっしゃっていました。通学コースは犬の性格に合う方法を訓練士が伝えて、飼い主さんが練習してくるシステムなので、犬もやること明確に解っていない、飼い主さんも何を褒めたらどうなるのだろう?とピンとこない、こんなことが起きている様子でした。
他の課目と違って「動いている」状態でやることが多いから、飼い主さんからするとポイントを掴みにくい課目かもしれませんね
こんな感じの時です。ココ褒めてください
って、説明になってないですね(笑)
文字にするなら人の左足(スネ部分)と犬の胸が平行になっている状態
最終的には人が速度を変えても、犬・バイクなどが横切っても、自転車に追い抜かれても
とにかく、どんな状況でも人の横についてくるよう教えて行きます
妙に楽しそうな我が家の犬「うさこ」誰がやってもお互い生きている以上
精密機械ではないから、位置が多少前後しても構いません。
何の為に教えるのか
目的を忘れないで 意思の疎通を取るために課目は存在します
アトエでいうなら人の左足(スネ部分)と犬の胸が平行になっている状態ということだけれど
目安でOK目安がないと犬が離れたとき、いつ指示を出すのか迷う+どこに居たら良いのか犬も迷う
だから左でとか足の側でとかって決まりはある。
決まっている通りに正しくやることは目的ではない
意思の疎通が取れて
良い関係を作るために
課目を教えるのです。
アトエが基本なのは、草が揺れれば飛びつき、車見たら走り出すような
人から離れていこうとしている状態では聴く気が無い状態です
休み時間のクラスで授業しても、誰も見ない聴かないでしょ?
何をするかの前に、アトエで【注目する人に合わせることは楽しいこと】って教えたい
見ていないのに、働きかけても覚えません注目できるようになると
スワレなどの課目は割と簡単に理解してくれます
一緒にいて楽しいのが一番のコツ
楽しいやりたいって気持ちをお互いに
日々積んでいきましょう
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