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今回はリードさえ壊れなければ防げた事故について書いてみます。
散歩中、吠えながらこちらに向かって来たそうにしている犬が居ました。
吠えている犬をA犬とします。ものすごい怒り顔をしていたけれど飼い主さんリード持っているし
ウチの犬B犬は吠えられても気にしないから、このまま歩き続けよう!と思ったそうです。
結果は通り過ぎ、しばらくしたらA犬だけが追いかけてきてB犬を噛んだそうです
数回噛んでも辞めそうにないから、B犬の飼い主さんがA犬を蹴って守ろうと戦いました。
そしてB犬の飼い主さんも噛まれる これはB犬の飼い主さんから聴いた話です。
散歩に出てまた同じようなことがあったらどうしようと不安に思いながら散歩に行くから
楽しかった散歩が楽しくなくなってしまったとのことそりゃそうですよ。
一番はA犬にしつけしなよって話だけれど、こういう方ほど、事件は「たまたま」な感覚でいる
何度か似たようなことをやっているのに、何も変えていないそうです。
キチンと改善されるまで口輪つけて散歩するとか、
周りの人が怖い思いをしないよう工夫するとかは最低限必要なのに
対応はゼロ
こういうことが起きていますよ!というお知らせと、犬具を定期的に確認していますか?と問いかけたくて
今回は犬具の確認というタイトルにしました
漠然としているのでリードの、どこを主に見たら良いのか3つのポイントを書いてみます。
① ナスカン
ナスカンは主に3か所☑チェックしてみてください
・黒の矢印部分のかみ合わせ! 隙間があるかないか
・赤の矢印部分はバネの強度! 戻りが悪くないか下までキチンと下がるか、錆びていないか
・緑の部分は犬とリードをつなぐ要! 穴が広がっていないか、ぐらつきが増えていなか
② ナスカンとリードのつなぎ目
布とナスカンが付いている部分が一番まさつが多い部分です摩擦と、ナスカン付近のリード繋ぎ目に
「ほつれ」があるかないか!
③ リードに傷があるかないか
この写真の状態であと何回安全な散歩できるでしょうね。これは明らかに変更時期です
捨てるの勿体なければ室内で使う、またはシャンプーする洗い替えのリードにしてください。
チェックをしたとしても提案したいのが
リードをもう1本持って散歩にいきましょう
何が起こるか解らない壊れた時どうやってお家に帰りますか?
犬の襲われた時にご自身の手や足を出すよりイキナリ体を噛まれることを回避しやすい
リードを2本繋げたら長い距離のマテ練習ができる
重たくないメリットのみです
よしもう一本リード持って行こうって思った方!ちょっと待った
どこに入れます?写真のようにパっと取り出せるようにしてくださいね
場所はどこでもいいけれど、お散歩バッグに入れてしまうと、いざという時に
取り出しにくくなります。いざという時って大体が緊急事態ですから
慌てずスムーズに出せるようにしてみてください
事故に合わない。自分の身を守る、相手に安心感を与える
普段教えておくことは当然ですが目に見える部分での工夫も取り入れていきましょう。
犬が好きな人も嫌いな人も共存しやすい環境を、まずあなたから作ってください
この輪を広げていきましょう どうぞよろしくお願いいたします。
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