百歳に向かってもう一度世界一周

百歳に向かってもう一度「歩いて世界一周」に挑戦したい。日中友好董存瑞育英基金を充実したい。富士登拝・・・

お通夜

2006-01-03 21:15:49 | Weblog
1月3日  

  1月3日
 平成17年1月1日より368日目
    歩いた歩数   其の距離
 本日   13,139歩   9,197m
 総計 5,032,125 歩 3,522,488 m

        仮想到着地点   嘉義(1.1)

 猛吹雪なので夕方のウォークを早めに済ましてN.Hさんの通夜の準備をしていると、そこへ会計さんが明日の葬儀の香典代を届けに来た。妻は「こんな大雪に通夜に行くのは隣近所と親戚ぐらいな者」という話を聞いていたので、私を引き止めるためにか、会計さんとはまだ年始の挨拶が済んでないからのサービスか、早速おせち料理に熱燗をつけて持って来た。

 私は香典代だけ受け取って、通夜に行くから「ゆっくりやって」と言って出てゆくわけにもいかず、盃を重ねるはめになってしまった。勿論嫌いなほうでもないのでお銚子のお代わりを注文して杯を重ね、談論風発老人クラブの会員増強の話から軍隊の経験談にまで脱線、通夜に行く時間はとうに過ぎてしまった。

 元々当地では通夜に行くのはかなり生前の付き合いの濃い人が中心で近所でも顔を出さない人もあるくらい。私は長寿会の会長と言う立場から行くと決めていたのだが、家族はその必要すら認めてはいないようだった。

 「所変われば品代わる」特に葬儀のしきたりには格差が大きなものを感じる。神田の家の葬儀では私が喪主だったが、葬儀は町内会の祭典係りが取り仕切ってくれた。広い道路を「歩行者天国」にしてテントを3張も立て豪勢なお祭り騒ぎをしてくれた。びっくりするほどの人が来て驚くほどの香典が寄せられた。こんなに沢山の香典なら明日はどうなるのだろうと思っていると、告別式には余り持って来る人は無かった。これにも又驚いた。

 今日は朝から「大雪注意報」が出ていたが、吹雪は益々激しくなって「大雪警報」に切り替わってしまった。午後のウォークに出た頃には列車も通らないのか線路も消え、歩道も人が歩かないので雪が積もって粉を踏んで行くようで大いに疲れた。道行く車もライトを着け、商店街も吹雪の中に煙っていた。「昼なお暗し」という感じだった。

            

 ママの車も雪の中に沈んでしまった、明日からの務めを考え、前の家の車庫に避難することになった。雪はどこまで積もるのか、もうとうに2mを越えた。村部では4m近くになったという。まだ止みそうに無い。

              これでも歩道

会員の訃報

2006-01-03 09:35:00 | 老人クラブ
1月2日  ①

1月2日
 平成17年1月1日より367日目
歩いた歩数 其の距離
 本日 14,922歩 10,445m
総計 5,018,986 歩 3,513,290 m

仮想到着地点   嘉義(1.1) 

                                         
                      雪風景 1

 朝のウォークから戻ると7組の友人二人が顔を出す。「明けましておめでとう」の挨拶をすると、「実は・・・」と口ごもりながらN.Hさんの訃報である。

 元日の夜86歳の天寿を全とうして永眠されたという。長い間長寿会の役員として活躍され会をリードされて来られ、また短歌を良くされた老婦人だが、畑仕事にも精を出して来られた達者な方だった。最近体調を壊して入院されたと聞いて、長寿会としてお見舞いしたばかりだった。

 葬儀には会の弔旗を掲げる事になっているので公民館へ行った。弔旗を調べると袋がない。しかも支える足も見えない。前回使用した後の不始末か?

 ところが今まで無かった細長いトランクがある。その中には長寿会の旗はあるが先には尖った槍が見えるが弔旗の先端に付ける黒い布に覆われた弾が無い。

 更に今まで無かった大きな町旗一式が揃っている。何が何だか判らず、どれを持ってゆけばよいのやら困っていた時、会計さんがやってきた。

 会計さんの話によれば、物置きの中にトランクがあったのでそれに弔旗を移しのだという。やっと謎が解けた。そこで槍先と黒い布に覆われた玉を入れ替えてH家へと届けることができた。ホットする。

                 
                             雪風景 2