百歳に向かってもう一度世界一周

百歳に向かってもう一度「歩いて世界一周」に挑戦したい。日中友好董存瑞育英基金を充実したい。富士登拝・・・

長野のおばあさんの四十九日

2007-02-12 19:12:40 | Weblog

  2月12日  (月) 
                          平成17年1月1日より 773日目
                                     歩いた歩数      其の距離
                          本日     15,068歩        10,548m 
                          総計  11,141,643歩  7,799,150 m
                   上海から連雲港を経て北京に向かう 徐州まで231,000m

                
                    三才駅前で

  長野のおばあちゃんの四十九日の法要が行われた。法要のあと、本家と言うことで和尚さんの隣に座りご馳走になる。和尚さんの訪中談が始まった。何回か訪中をされたという割には表面的で、深みの無い見方に驚いたが、これが大方の日本人の中国観なのかもしれないと思った。

 寺の話から話題は私たちの先祖の菩提寺「稲泉寺」となって、亡くなられた晴美さんが主唱して開かれた「菩提寺訪問と野沢温泉一泊」のDVDが放映された。孝ちゃんが持ち前の技術を駆使して編集したもので、プロ級の画面に皆の目が集中した。

 画面の中で、私がこの日のために編集した「家系の資料」が配られ、私が得意になってその内容を説明した。放映が終わった後、全員に配ったのだからこの家にもあの資料がある筈、親戚の皆さんにも見ていただきたいと提言した。しかし探したが見当たらなかったようだ。

  そこで、私はその内容について話出したところ、「それがどういう意味があるの」という異議が出てきた。私は「人間が今日まで来た過程には色々な道を辿って現在の私たちが在る。今の私たちがこれからの人たちに、このことを伝えてゆく義務がある。私は孝ちゃんのお父さんから頼まれて、20年、まとめた資料だ。是非探し出して、今日のDVDと資料を仏壇に納めて欲しいと声を大にした。

 帰途、車中でおばあちゃんが亡くなった今、本家・分家という繋がり以外、年賀状の遣り取りを除いては何の接触も無いことに気付いて愕然とした。