百歳に向かってもう一度世界一周

百歳に向かってもう一度「歩いて世界一周」に挑戦したい。日中友好董存瑞育英基金を充実したい。富士登拝・・・

目玉を落とした話

2007-02-15 18:23:34 | Weblog

  2月15日  (木) 
                          平成17年1月1日より 776日目
                                     歩いた歩数       其の距離
                          本日         13,113歩          9,179m
                          総計   11,182,134歩  7,827,494 m
                上海から連雲港を経て北京に向かう 徐州まで202,656m

  昭和20年の初夏、戦局は緊迫し、連合軍が関東平野に上陸した時に発する「信濃一号」の作戦命令で、我が東部150部隊補充隊の全員の配置が決まり、一億玉砕を覚悟しつつあった頃のこと、命令受領から戻った滝沢班長が笑いながら、「営門に目玉が落ちていたと言うが、まさか我が班には落とした者は居ないだろうナ?」と呼び掛けたところ、召集兵が手を挙げ、「ハイ!私が落としたであります!」と言う。

 皆驚いて、彼を見たが、目玉はちゃんと着いているので大笑いとなった。ところが彼は大真面目で、「自分は片目が見えません。これは義眼であります。戦地へ行って万一のことがあればと思い、予備に持ってきた目玉を落としたのであります」と言う。笑いも消え、背筋に冷たいものが走った。こんな男まで入隊させなければならないのか?と。

  何故こんな話を思い出したかと言えば、保健所から「高病原性インフルエンザの発生に伴う監視体制の強化について(再徹底)」という通知が「長野県動物愛護推進員」宛にまで来たからである。

  平成19年1月16日、農林水産省消費・安全局長から環境省自然環境局長宛の「監視体制の強化について(再徹底)」の要請が出され、また都道府県知事にも「飼養家禽の異常の確認の徹底についての要請が出された。

 更に20日には、環境省自然環境局の総務課長と野生生物課長の連名で「監視体制の強化について(再徹底)」の通知が各都道府県の動物愛護管理主管課(室)長宛に出され、また同時に同文書が(財)日本動物愛護協会理事長・(社)日本動物福祉協会理事長・(社)日本愛玩動物協会会長・(社)日本動物保護管理協会会長・中央ケネル事業協同組合連合会会長・全国ペット小売業協会会長・全日本動物輸入業者協議会会長・日本鳥獣商組合連合会理事長・優良家庭犬普及協会会長宛にまで通知された。

 それによって、2月13日には長野県北信保健所長名で私たち動物愛護推進員まで監視体制の強化についての内容の周知されるようとの通知を受けた。犬・猫が愛護の対象との思いがあった私たち末端にまで監視徹底を要請されたことは被害妄想とも考えられないことも無いが、事の重要性を意識して情報ネットを敷いたことは国民としても頼もしい限りだ。目玉を落とした兵隊が身近に居たことを思う出す時、必要で適正な対応と高く評価し感謝したい。

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                                久し振りに我が家にも雪

         
                                裏の竹に積もった雪 

  大雪注意報が出る激しい雪降りだが、続かなければ「春の淡雪」となってしまう。