済南到着

　4月15日 　（日）　　③
                          平成17年1月1日より　835日目
歩いた歩数 其の距離
                          本日 11,378歩 7,965m
                          総計 12,039,543歩 8,427,680 m
 上海から連雲港・徐州・曲阜・泰安・済南を経て北京に向かう天津まで 343,470m

　　　　　　　　　　　　　　　　　　済南到着

　　　　

　　　　　　　　　　　　　　市長と会談

　　　　　　　
 済南市は山東省の省都で人口は約２０万の工業都市である。その歴史は古く、竜山文化発祥の地、春秋時代には斉国の都として栄えていた。第１５次飯山市日中友好訪中団は２００２年１０月１８日石門村を経て到着、「泉都」とも呼ばれているだけあって、市内には数多くの噴泉がある。

　私たちは趵突泉公園・大明湖・山東省博物館などを廻った後、大明湖ホテルで除華東市長の歓迎会に望んだ。塩崎三郎氏の果樹指導の成果もあって心からなる歓待を受けた。こちらはお土産として「糖度計」を贈った。

　当時、中国ではりんごは完熟の前に収穫されることが多いので、「糖度計」を使って完熟を確認してから収穫することを要望した。実は収穫間近になると、農民はりんご園に泊り込みで盗難予防をするが、偶々留守にすると盗難に遭う。そこで少々早めでも収穫してしまうのが習慣になっていたようだ。

　　８月、承徳に行くとき、青い葡萄を貰った。名前が判らないので、これは何という葡萄ですかと聞くと、その方は驚いて、「先生は果実の専門家と聞いている。これが判りませんか？巨峰ですヨ！」と。これには私も驚いて、「巨峰は１０月、真っ黒で大きな実になってから食べるものですヨ」と言うと「食べられます。食べられます」と平然として言った。これには参った。

 　　　　　　=====================================================

　　　　　　　　　　
                            　　　　　  城山公園のさくら

                     
                              　　　　 城山からの遠望

 

結婚式にカメラ故障

　　4月14日 　（土）　
                          平成17年1月1日より 834日目  
                                     歩いた歩数     其の距離 
                          本日          8,323歩         5,826m
                          総計 　12,028,165歩 　8,419,716m
     上海から連雲港・徐州・曲阜・泰安を経て北京に向かう済南まで 1,435m　

　　　妻の姉の孫のめでたい結婚式。式は善光寺さんの近くのホテルで行われた。

　式の進行は新しいスタイルで、たいへん好感を覚えた。「神前結婚」が「人前結婚」で、神主や牧師さんでなく、仲人さんもなくて参列者全員の前で司会者の進行で、紹介から二人の「誓いの言葉」「署名」「指輪の交換」が粛々と行われた事は見事。　　　　　

　　　　　　　　　　　
                                    　　　　　新郎新婦

　　　　　　　　　　　
                              　 珍しい親子三組でケーキカット

　　披露宴に入って、新郎新婦の両親はケーキカットをやってないことを確認した司会は、「ご一緒に！」ということで三組の夫婦で行われた。そしてカットしたケーキを互いに食べ合うという趣向にドット湧いた。

　この辺からデジカメの窓の開きが悪くなり、とうとう開かれなくなってしまった。「お色直し」からテーブル毎に色紙に一字を書いて新郎新婦に贈り、記念撮影なども行われた。披露宴は新郎新婦の友人たちの余興となって盛り上がり、絶好調となったが、私は動かぬカメラを握り締めるばかりだった。でも新婦のお礼の挨拶はご両親だけでなく新婦を取り巻く全員に漏れなく触れられた丁重な挨拶に心打たれた。素晴らしい披露宴だった。

　このカメラ、窓が開かなくなって修理に出すこと２回、三度こうなるとということは、欠陥商品という外はない。窓がなければ埃が入ってレンズを汚すかもしれないが、写らなくなることがないと思うと、無い方が良いのではないかさえ思う。

　　　　このカメラ、オリンパスのμＤＩＧＩＴＡＬ８００　ＡＬＬ－ＷＥＡＴＨＥＲ