15.7.25小名浜沖堤防伊勢海老900グラム
落とし込みに始まり
探り釣りに心躍り
小名浜港に酔いしれる
今一筋に伊勢海老を極める
タックル:ダイワHRF702
リール:simano海魂3000
ライン:サンラインフロロカーボン20lb
フック:がまかつ丸セイゴ15号
餌:キビナゴ小粒 すべては大物のために
天候:曇り時々晴れ 気温:31℃ 水温20.4℃
潮:長潮 干潮4:17 満潮10:39 波1.5m
3:50 いつものように共栄丸さんの白い船第1番船に乗船し、小名浜沖堤防で釣りを楽しみました。
今回のテーマは、昼間に夜行性である伊勢海老をいかにして釣り上げることができるのか!です。
まずは小名浜港の海水温が7月25日現在で20.4℃であること!
次に伊勢海老の産卵時期5月から9月までの時期が、一番活発に生息する点であります。(一番伊勢海老が釣れる時期)
そして、一番のマイナス・ファクターは光(太陽光)であります。夜行性である伊勢海老は月明かりの日は、積極的に餌を捕食しません。当然、昼間よりは夜間に伊勢海老釣りをしたほうが良い釣果が得られます。
私の伊勢海老釣りは、テトラポットの穴に餌であるキビナゴを落として釣る方法です。伊勢海老釣り師は、餌をマムシ(アカイソメ)で釣る方法が主流であります。
伊勢海老が釣れるテトラポットの穴を見つけることは大変ですが、一匹釣れれば複数の伊勢海老が生息している可能性があります。テトラポットの穴が暗く、深くあれあば、そこが伊勢海老にとっての夜間であり、生息場所となっています。
15:20 伊勢海老釣りは、朝方勝負と決めていましたが残念にも釣れませんでした。天候は曇り時々晴れで、この(時々晴れ)というのが、クセモノです。光というマイナスファクターが、テトラポットの穴の中に入り込み、伊勢海老釣りに邪魔をするのです。
午後3時20分、天候が曇りとなり、伊勢海老釣りの微かな望みをもち、虎視眈々と伊勢海老を狙っていました。
私の竿(ダイワHRF702)に、重たく、ゆっくりと言葉で表現したら「グッイ~ン。」と言う静かな押さえ込みがありました。少しずつ竿を上げ、竿先に聞いて見て下さい。
完全にヒットするまで10秒から20秒ほど、竿先を「グッイ~ン。」と保持し、竿全体の円弧を少しずつ大きくするイメージで待っていると、伊勢海老の方から引いてくるのが分かります。
後は一定速度でリール(simano海魂3000)を巻くだけです。
間違いなく伊勢海老の待望の引きです。上がってくる途中で2回ほど「ズン・ズン。」と大きく海老キックをしたので確証しました。
上がってきたのは、オレンジ色の未確認飛行物体、伊勢海老900グラムでした。
堤防上にドサッと抜き上げ、胴体部分を鷲づかみすると「ギイ~・ギイ~。」と鳴きました。
今日もまた安全に釣りができたのは、小名浜港をいつも見つめている共栄丸の船長さんのおかげです。
ありがとうございました。