11月23日から、東京・西荻窪のギャラリーブリキ星で行う展示
「そこここ 遊通して ひとつ -古道具と天衣無縫のものたちの試み-」にあたって、考えをまとめてみました。
長くて、すみません。ですので、分けて掲載します。
気が向いたところから、入ってくだされば幸いです。
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この度縁あって、ブリキ星にて、私の古道具類と、アトリエひこという知的障がいを持った人たちの作品を置かせて頂こうと思います。これは来春ぐらいから始めたいと考えている場のご紹介と、それへの試みとしてふたつのモノを併せることで、見えてくるものをうかがいたいと思います。
今この時、自分の行く方をどうしたらよいのか、多くの人が感じていると思います。どう取り繕っても自分しか出てこないのは思い知るところで、大したことは出来ないとは思われるのですが、ならばせめて、思いの整理はしておかないと、という気持ちであります。先のふたつは、私が三十歳の頃、今の時代、彫刻とは何なのか、解らなくなり作れなくなったときに立ち現れてきたもので、ここに大切なものがあると直感したものです。場の内容はふたつに限るのではないのですが、とりあえず今の私には、これらをきちんと捉えることから始めるのが大切であると思っています。
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