東京行その２

新幹線に乗る前、ブランチ用に大阪寿司を買いました。

お茶を飲みながらお寿司を頂いていると何やら書いていた男性が
私の方を向いて「香典って、偶数ですよね？」と尋ねます。

“ん？　香典？”「金額の枚数は偶数ですよね？」

「えーっと、奇数ではどちらでもいいのかなぁ
　新札ではなく、古いお札を入れるけど・・・」

スマホを持っておられたので「ネットで調べられたら？」

「そうですね」　　「奇数でした～」

で、つい「お葬式に行かれるのですか？」と聞き

「お葬式は明日なのですが、今日しか仕事休めなくて」

会話がキャッチボールのように続きます

聞けば、昔17年間お世話になった会社の上司が亡くなられたとか

見ず知らずのオバチャンに聞く方も聞く方だけど

答える私も

東京までの2時間半、お互いしゃべりっぱなし

（え～何なんコレ）

（ひょっとして前世でご縁があった人？？？）

年齢からいうと息子と言ってもいい位。

（私にもし息子がいたら、こんな感じなのかな）

“一人でお使い気分”の緊張もほどけて胸はホンワカ

これって、ひょっとして神様が遣わしてくれた天使だったかも～

どこまでものーてんきな、おのぼりさんでした～　　つづく