つれづれなるままに

70代突入!
人生100年時代どう生きる?

終戦の日

2015-08-15 | 日記
婚家は真言宗ですが、実家は浄土真宗です。

実の父は私が小学校4年生の時に病死しましたが

祥月命日にお寺さんがお経を上げに来られると

いつも母と二人で聞いていたのを記憶しています。

(兄や姉はどうしていたのかな?)

お経が終わって、お寺さんがお説教されるのですが

その中の一説に“・・・白骨となれり”という
文言があり、子供心に「人は死んだら、みんな
骨だけになるのだな」と思ったのでした~

その49歳で病死した父が、生前「目には見えないけど

ここら辺に(と空中に手を上げて)霊?魂?がいるぞ~」

と言ったことも覚えています。

今から思えば、父は戦争へ行っていますので、

戦友が亡くなるのを沢山見て来たはずです。

(母も兄や姉からも、父が戦争の時の話をしたのを
 聞いたことがありません)

以前にブログに書いたかもしれませんが、父は内地
(昔は日本のことをこう言っていたようです)に帰る時
広島に原爆が落とされたと聞き、家族は死んだと
思ったようです。(田舎に疎開していて助かったそう)

父の弟(叔父さん)は戦後シベリアへ抑留され

私が小学校低学年の時日本へ帰ってきました~

田舎で皆で、盛大に迎えたのを覚えています。

その叔父も肺がんで、私が30代の時亡くなりました。

亡き父や叔父に、戦争の話、抑留されていた時の話など

聞いておけば良かった・・と思うのは、私がアチラの世界に

近づいているからでしょうか

今日は戦後70年、終戦の日です。




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