平和を願った一日

昨日は広島７０年目の原爆の日。

毎年この日の８時１５分には仏壇に、それから広島の方を
向いて手を合わせます

広島で生まれ、２２歳で結婚するまで育ててもらった故郷です。

小学校位までは、毎年この時間になると町中サイレンがなり

電車は止まり、道行く人も立ち止って手を合わせていた
記憶があります。

小学校で図書委員をしていたからか、図書室で原爆関係の
本をよく読んでいました。特に同じ年頃の子どもの目線で
書かれた体験記を・・

平和記念式典にも一度だけ参加しました。

関西に嫁いで（亡きアルツハイマーだった姑は私たちが
結婚する時、やはり私が広島出身ということで一時は
反対されたと聞いています）あまり原爆のことも
考えなくなった頃に、阪神大震災が起こりました～

以前のブログ（我が家の震災記）にも書きましたが
夫と大阪へ船で避難するべく神戸港まで歩いている
途中、目にした長田区の火災現場

小学校の時目にした原爆で焼け野原になった広島の写真
とだぶりました～

昨日夜TV を見ているとアメリカで発見されたという
原爆投下後数時間たった「御幸橋」での被爆者の写真。
「御幸橋」は実家から徒歩１０分位の所にあります。

私は戦後生まれですが、もし亡き母が田舎に
疎開していなかったら、家族は全員被爆し
私はこの世に生まれていなかったかもしれません。

色んな思いが駆け巡った一日でした。
平和を願った一日でした。