トップガイドの壊れた竿があったので倅に聞くと・・・うん、それ、こないだ投げ釣りしていたら・・・釣れてきたんだ・・・という。 へ~竿とリールが釣れてきたんだ・・・さすがに魚は着いてなかったようだ。
どうやら前の使用者が置き竿で釣りをしていて・・・大物が、例えばエイとかが・・・竿を海に引きずり込んだのかも・・・あるいは壊れたので捨てた・・・のかもしれない。
竿自体は安いグラス製でリールも型が古く使い物になるのかどうか・・・
だが・・・壊れた竿を見ると修理したくなるのがワシの性・・・直してやろうか?・・・ああ、頼む・・・ってな調子で修理を引き受けた。
リールは塩が結晶していて糸も真っ白になってるが・・・なんとか動くが全体的に締まりがない。 ゆるゆるな感じ。
竿の方は・・・
トップガイドが割れてる。
2ndガイドも足が欠けてる。
竿尻のキャップが無くなって、振出竿の尻が見えてる。
キャップを受ける竿尻のプラスチック部分は擦れてすり減ってる。 ネジが効くやろか?
トップのブランクの長さが短いので収納するとガイドが当って傷みやすい
巻いてある糸は使い古されてボロボロになってる
・・・とまあ、使えなくはないが・・・要らないかな・・・的な竿
でもまあ、修理と決めたんだから修理してみた。
キャップをまな板から削り出して内側にメスネジを切った。 ぴったり
修理代の方が高そうな竿・・・
まあ、キスの投げ釣りくらいには使えるだろう。