Max爺のひとり言

のこり少ない日々の記録
~でもまあ いろんなことをやってきたなあ~

共鳴胴 バスレフ型スピーカー

2013年03月06日 | 共鳴胴スピーカー

今朝も聞いてま~す。

最初にバッフル用に買ったけど使わなかった9㎜厚のシナ合板があったので、それを使って2組のスピーカー用の台を作った。   設計図は、どなたかの波動スピーカー(もどき)自作のサイトにあったものを参考にしたが、筒の長さが20㎝なので少し小さくして、長さ20㎝、幅15㎝の板をクロスさせるサイズで作図した。

昨日はお天気もよくポカポカだったので、外でゆったりとジグソーをふるった。 4枚の板(20㎝X15㎝)から大小の半円を計16枚切り抜く作業だ。 とにかく出来た。  

シナ合板を切り出して作ったスピーカーの台

組み合わせもぴったりでホゾ穴にくさびを入れなくてもしっかりと組み合ってる。  我ながらうまくできたとほくそえむ。   合板からくさびは作れないので(細くすると割れるので)、あとで本業の竹を削って作ろうと思う。

当初は波動もどきの台と同様に共鳴胴を横にして置こうと考えていたのだが、それはそれで一つの使い道ではある。  だが、台を縦にしてその上に共鳴胴を、やはり縦に置いて鳴らしてみたんだな。

 こんなふうに

ほしたら、すごいんよ。  こういう聞こえ方は初めてだな。  カラヤンのシンフォニー、新世界を流してみたのです。  第3楽章、新世界のサビの部分、もちろん演奏も次第にクレッチェンドしてくるんだけど、サビのメロディーと共に、ガンガン、ドンドン、バンバン、と打楽器が地面をゆするが如くに、ドフォルテで聞こえてくるじゃ~あ~りませんかっか。  うっへ~、すごいんだな~シンフォニーって、と感動いたしてしまいました。  このおかげでバスレフ型スピーカーも、共鳴胴も、シンフォニーも、カラヤンも新世界も、一緒に好きになってしまいました。  惚れてしまいましたぞ。

これまで、レコードプレーヤーとカセットデッキが付いている、という理由で家に置いてあったステレオコンボからは、こういう音は出てきたことがない。  それも、サイドボードのキャビネットの中に置いてあるもんだから、音が籠ってしまって、とても良い音とは言えない。  これまでそんな音響のことなど考えたこともなかったのであるが、今回のスピーカー作りを機に一気に目覚めてしまったようだ。

バスレフってホントにすごいね。  50㎜径、8㎝長のダクト(下向き)から出てくる低音ってのは、一旦なにかに反響させて聞くと、すんごい大きく聞こえるんだな。  それがバンバン、ドンドンの理由みたい。  低音部の響きがすごい。  師匠は、壁から少し離して反響させると、音に奥行が出るんだよ、と教えてくれていたが、それが実感として良くわかる。 (縦置きではあるが・・・)

波動もどきでは経験できない響きではある。  音響ファンが波動をよく言わない理由がなんとなくわかるような気がする。  ワシは両方好きだけれど・・・

そして次は、当初の目論見通り、横置きの台にしてスピーカーユニットと対面して聞いてみる。

こんなふうに

う~っむ、こ れ も い い。  穏やかな曲を小さな音量で、早朝とか夜聞くには、これだな。  響くんだよね大音量は・・・向こう三軒両隣に・・・

師匠が教えてくれたように、壁に向かって置いて聞いてみたいんだが、あいにく、今そういう場所が空いていないので、とりあえず対面で聞くだけ。

対面で聞くことの良さは、まず、ユニットの音がモロに自分に届くこと。 ピアノやバイオリンなどが奏でる音の一つ一つが明瞭に聞き分けられる。 コードの成分までも聞き分けられる。  少し向こうで共鳴胴がホントの楽器の音を響かせている。 後ろからはダクトからヘルムホルツの共鳴音が低音を出している・・・

音源が浮き出てくる、とくにボーカルの曲(女性の歌手がいい)は、ホントに真ん中で歌手が歌っているように聞こえる。

ステレオ再生のプロがサイトに書いておられたが、まず、楽器が識別できる(オーボエなのかクラリネットなのか・・・)、楽器がきれいに聞こえる、それら楽器が何処に配置されているのかが識別できる、ように聞こえることがスピーカーの配置の要諦であるとのことだが・・・

上の、どちらの置き方にしても、ティパニは左奥から、ストリングは左手前から、管楽器は右中央よりから、というように聞こえてくる。  だが、ドンドン、バンバン、は今は縦置きが強い。  音響壁の水平も早く試してみたい。

だんだんステレオ再生にはまり込んで行く、わ・た・し・・・

 

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