オリエンタルランド、右翼関連2社に出資 (読売新聞) - goo ニュース
*どこの国のどの民族派も同じかも知れないが、自分で正業を営んでいない場合その活動資金を出してくれるスポンサーがいなければ何も出来ない。あのキチガイじみた大音量で市街を走り抜ける街宣車にしたところで、金がなければ走れない。スポンサーの嫌がることは出来ないから彼らが避けている話題を探れば自ずとその正体が見え隠れして来る。
*明治欽定憲法はドイツ・イギリスの憲法を参考にし、添え木にして『天皇制』に彩りを添えた。この近代天皇制と古代天皇制は似て非なるものである。将軍様のお膝元の江戸っ子たちはミカドだとかテンシ様だとか言われても何のことだかさっぱりわからなかったそうである。それが教育の成果と言うべきか、数十年もすれば国中の若者が『天皇陛下万歳!』を唱えて鬼畜米英に突撃するようになるのである。
*戦後はというと、今度はアメリカ型の民主主義をちょっとだけ取り入れて、戦前も戦後も同じ昭和天皇だと言うのに『現人神(あらひとがみ)』から『人間天皇』に格下げして所謂『象徴天皇制』へと移行したのである。自決した故三島由紀夫が「昭和天皇は人間宣言したから嫌いです」と言い切ったのは有名な話である。仮令架空の作り話であろうとも、天皇は神であった方が良かったと言っているのである。
*戦後になって戦前を『反省』しなかった者の代表に裁判所と新聞がある。右翼の連中が毛嫌いする某朝日新聞の題字は戦前とほぼ同じで、この大新聞社には所謂『菊のタブー』(←天皇家や天皇制の批判は控える)があるということはよく知られている。これでは右だ左だと言う以前の問題で、その辺の『二流週刊誌(?)』にも劣る腰砕けぶりだと指摘されて当然だ。
一方今日引用した読売新聞には「左右両翼の全体主義に反対し」という社是があるから今日のような記事も堂々と掲載されるのである。
*私が言いたいのは、市場に流通する商業新聞に関して、あの新聞は右だとか左だとか言うことが如何に馬鹿げているかという一点であって、在阪六年目に入った私が感じるところで言えば、関西の体制派はむしろ朝日新聞であって、社会派で鳴らした故黒田さんらの伝統がある読売新聞は批判派であるということである。
*《何でも日本一が大好きな浪花っ子》だが、これだけは大阪が日本一という《ホームレス》の問題一つとっても、一番熱心なのは読売であり各種団体との太いパイプもあって、夕刊に連綿とフォロー記事を載せる。一番熱意がないのは朝日である。
*これと関係あるのかどうか、自称革新政党の共産党や社民党が炊き出し等のチャリティをしたという話は聞いたことがない。彼らのターゲットは《票》に繋がる市民だけであり「どこの馬の骨かわからない連中の世話は市がやれ、国がやれ、オラ知らねえ」というスタンスのようである。
ホームレスに密着して共闘している団体に加えて、援助に一番熱心なのはカトリック・プロテスタントを問わずキリスト教関係団体で、以前はたまに右翼団体も炊き出しをしていたのだが今はどうなっているのか知らない。《国境なき医師団日本支部》も当然関わっていて、それは「この国にも難民がいる(!)」という判断だろうということは、以前どこかに書いた。
*話を戻すと、マスコミを批判するなら一列横並びの「みんなで流せば怖くない」報道だろう。郵政然りJR然り若貴然り、いい加減にして欲しいがこれが改善される見通しはまずない。
*表立ってアメリカ批判の出来ない国粋主義者には一貫性が認められないが、それはスポンサーのご機嫌を損ねるわけには行かないからだというのが今日のコラムの趣旨だったが、少なからぬ横道の記述があったかも知れない。
*どこの国のどの民族派も同じかも知れないが、自分で正業を営んでいない場合その活動資金を出してくれるスポンサーがいなければ何も出来ない。あのキチガイじみた大音量で市街を走り抜ける街宣車にしたところで、金がなければ走れない。スポンサーの嫌がることは出来ないから彼らが避けている話題を探れば自ずとその正体が見え隠れして来る。
*明治欽定憲法はドイツ・イギリスの憲法を参考にし、添え木にして『天皇制』に彩りを添えた。この近代天皇制と古代天皇制は似て非なるものである。将軍様のお膝元の江戸っ子たちはミカドだとかテンシ様だとか言われても何のことだかさっぱりわからなかったそうである。それが教育の成果と言うべきか、数十年もすれば国中の若者が『天皇陛下万歳!』を唱えて鬼畜米英に突撃するようになるのである。
*戦後はというと、今度はアメリカ型の民主主義をちょっとだけ取り入れて、戦前も戦後も同じ昭和天皇だと言うのに『現人神(あらひとがみ)』から『人間天皇』に格下げして所謂『象徴天皇制』へと移行したのである。自決した故三島由紀夫が「昭和天皇は人間宣言したから嫌いです」と言い切ったのは有名な話である。仮令架空の作り話であろうとも、天皇は神であった方が良かったと言っているのである。
*戦後になって戦前を『反省』しなかった者の代表に裁判所と新聞がある。右翼の連中が毛嫌いする某朝日新聞の題字は戦前とほぼ同じで、この大新聞社には所謂『菊のタブー』(←天皇家や天皇制の批判は控える)があるということはよく知られている。これでは右だ左だと言う以前の問題で、その辺の『二流週刊誌(?)』にも劣る腰砕けぶりだと指摘されて当然だ。
一方今日引用した読売新聞には「左右両翼の全体主義に反対し」という社是があるから今日のような記事も堂々と掲載されるのである。
*私が言いたいのは、市場に流通する商業新聞に関して、あの新聞は右だとか左だとか言うことが如何に馬鹿げているかという一点であって、在阪六年目に入った私が感じるところで言えば、関西の体制派はむしろ朝日新聞であって、社会派で鳴らした故黒田さんらの伝統がある読売新聞は批判派であるということである。
*《何でも日本一が大好きな浪花っ子》だが、これだけは大阪が日本一という《ホームレス》の問題一つとっても、一番熱心なのは読売であり各種団体との太いパイプもあって、夕刊に連綿とフォロー記事を載せる。一番熱意がないのは朝日である。
*これと関係あるのかどうか、自称革新政党の共産党や社民党が炊き出し等のチャリティをしたという話は聞いたことがない。彼らのターゲットは《票》に繋がる市民だけであり「どこの馬の骨かわからない連中の世話は市がやれ、国がやれ、オラ知らねえ」というスタンスのようである。
ホームレスに密着して共闘している団体に加えて、援助に一番熱心なのはカトリック・プロテスタントを問わずキリスト教関係団体で、以前はたまに右翼団体も炊き出しをしていたのだが今はどうなっているのか知らない。《国境なき医師団日本支部》も当然関わっていて、それは「この国にも難民がいる(!)」という判断だろうということは、以前どこかに書いた。
*話を戻すと、マスコミを批判するなら一列横並びの「みんなで流せば怖くない」報道だろう。郵政然りJR然り若貴然り、いい加減にして欲しいがこれが改善される見通しはまずない。
*表立ってアメリカ批判の出来ない国粋主義者には一貫性が認められないが、それはスポンサーのご機嫌を損ねるわけには行かないからだというのが今日のコラムの趣旨だったが、少なからぬ横道の記述があったかも知れない。