私がブラジルに初めて来た翌年(’97?)だったかに
Gisele Bundchen(ポルトガル語ではジゼリと読みます)が
「世界で最もセクシーなスーパーモデル」という賞をもらい
まもなく、レオナルド・ディカプリオの恋人となって以来
彼女はずっとブラジル人女性の目標であり続けています
どちらかというと男顔に、細い手足と豊満な胸が
ミスマッチでこれぞ美なのだ、ということらしいですが
もともと日本にデカセギに行っているモデルが多かった
モデル産出国のブラジルは
女の子が生まれたらモデルを目指し
お金持ちの家の男の子だったらF1のレーサーに
貧しい家の男の子だったらサッカー選手に、と
経済事情がかなりはっきり物事を分けている気配があります
世界第一位とも第二位とも言われている(この際どっちでも同じ)
貧富の差の激しい社会では
お金があっても、なくても、普通に経済事情に敏感になっています
3日ほど前に、ジゼリがギャラをドルではなくユーロで請求
という記事を日本の新聞で読みました
日本でそのニュースを読んでいる分には
「またモデルがいい気になって」程度なことかもしれないけど
こちらでは、それはニュースにならないくらい
ごく当たり前のことなのであった