go on a picnic

モダンなライフスタイルにあう
気の利いたフラワーアレンジメントを
ブラジル生活の小話を交えて紹介します

番外編

2007年11月14日 | ブラジル

ブラジルの現実はファベラ(貧民窟)が多いことです

サンパウロの国際空港に降りる直前
大きなゴミの固まりが目に入り
近づくにつれ、それが人の住居であることがわかったとき
飛行機はまさに着陸状態にはいっているけれど
気持ちは上昇してほしくて
なんかとんでもないところにきてしまったみたいー
とわめいても後の祭り
それが私の11年前でした

そして今日は、週に一回通うボランティア活動の場所の近くで
ファベラだけどこんなにクリエイトしてます、という
奇想天外なお家を訪問しました



フランスでタイルを美しく敷き詰めた似たような家がありましたが
ここはもう22年間集めたガラクタでいっぱいで
(その中でも日本の印判のお皿は大事に飾ってありましたが)
それでも極めてユニークにカップから電話機、時計など
ありとあらゆるものが壁にはめ込まれていて
さらに
実際4人家族の住まいになっているというのが素晴らしく
イタリアCASA VOGUEやイギリスBBCニュースなどに取り上げられ
遠回りして私たちも知るきっかけになりました
中はクモの巣状に、細かいトンネルが張り巡らされ
その一つ一つのバーにいっぱい嵌め込みが施されています
そこのご主人曰く「作業はまだ終わっていない」のだそうです

基本的にファベラは犯罪の巣窟になっているので
8000人ほどが暮らすその一帯は危険であったにもかかわらず
総勢40名ほどで押し掛け
しっかり入場料(高い)をとられても
行ったかいがあったなあ、とまだ興奮してます