日日是好日

退職後の日々を写真で記録

H27 ツバメ日記 (25) 抱卵

2015-06-24 16:39:57 | ツバメ
平成27年6月24日(水)晴れ

北海道から一週間ぶりに帰ってきて巣を見ると雌の親ツバメは巣の中でジッと動かないでいる。



すでに卵を生み、抱卵中のようである。
父親ツバメは南側の玄関前の電線に止まって歌いまくっている。



父親ツバメは卵を温めている母親ツバメのために餌を運ぶことはしない。
父親ツバメは母親ツバメが餌を探しに行く時だけ代わりに卵を温めるらしい。
孵化するにはもう二週間ほどかかりそうである。
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松風摂心会(平成27年)

2015-06-23 16:08:04 | 座禅
今年の松風摂心会は玉木老師を師家としてお迎えして6月16日~20日まで小樽のS寺で開催された。



参加者の中に83歳の男性がいたのには驚いた。14年後、私は摂心に参加できるだろうか。とても、その自信は無いが、そうありたいとも思う。
さて私の公案は長期間透っていない。この摂心中の独参でもなかなか透らない。何とか透したいと思い、最終日の前夜は徹夜で坐り最終日の独参に臨んだが、結果は惨憺たるものだった。
この摂心は浄人をしなくて良いので坐るのに専念できるにも係わらず結果を出せなかったことは大反省しなければならない。今後どうしなければならないかは分かっている。
83歳のT氏は無事5日間の摂心をやり遂げた。終わってみると始める前より元気になったように見えた。

最終日の午後に参加者全員で余市のニッカウヰスキー工場の見学をした。土曜日とあって観光客も多く試飲所は人々で賑わっていた。久しぶりにウイスキーを飲んでみたが、その甘さに驚いた。
見学コースにはウイスキー博物館があり、その入り口でニッカのトレードマークの王様(?)の大きなパネルが迎えてくれる。



21日お昼の飛行機で帰宅した。









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父の面影 小樽

2015-06-23 10:00:02 | 日記
平成27年6月23日(火)曇り

北海道での摂心に参加するために前日の6月15日に小樽へ。



直ぐに駅前のホテルにチェックインしてから小樽に住んでいる父の末の妹である叔母に電話をした。
叔母に逢うのは父の一周忌の法要以来だったので11年ぶりであったが元気そうであった。
逢うなり叔母は私がお兄さん(私の父)にそっくりになったと驚いていた。
叔母のご主人も父を良く知っており、やはり私が父にそっくりになってきたと言っていたが、自分でも風貌もそうであるが、話し方も似てきたように思うときがある。
三時間ほど思い出話をしてホテルに戻る際に、叔母は父がお世話になったS書店が近いので案内すると一緒に外へでた。今はS書店はなくなっていたが父はそこで書生のような形でお世話になり小樽商科大学の前身である小樽高等商業学校へ通っていたとのことだった。



緩やかな坂道を下りて行くと、ちょうど水天宮のお祭りとのことで賑わっていた。しばらく行くと、ここがS書店があったところだと叔母が教えてくれた。着物を着た父が歩いている姿を想像してみたりした。父は本を読むのが好きだったのでS書店にお世話になったのだろうか。そういえば父の戒名にも「本」の文字が使われているのは偶然だろうか。
父は静かな人だった。子供たちを叱ることもほとんどなく、私が18歳で故郷をあとにしたので男同士の会話もあまり無く、もう少し話をしておけば良かったと後悔している。
それでも父の若い頃を過ごした小樽に来ることができて良かったと思った。
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H27 ツバメ日記 (24)

2015-06-15 07:29:16 | ツバメ
平成27年6月15日(月)晴れ

昨日の夕方、巣の前の電線に例の5兄妹が並んで止まっていた。
彼らは毎日夕方には巣に戻りそこをねぐらにしていた。一昨日も大きくなった体で狭苦しい体勢で眠っていた。



しかし昨日は違っていた。さて寝ようとして帰ってきたら、そこは別の親ツバメに占領されていたのだから驚いたに違いない。



この親ツバメは体が大きく、迫力があり、いくら5羽でも太刀打ちできそうもなかった。
そのうち5羽の兄妹たちは何処かへ飛び去っていった。
昨夜は何処で寝たのだろうか。
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H27 ツバメ日記(23)

2015-06-14 15:50:55 | ツバメ
平成27年6月14日(日)晴れ

先日の心配が現実になったか。巣造りが進んでいない。今朝、巣の状態は昨日までで三日間としてはあまりにも小さすぎる。



そして、あまりにも汚らしい造り方である。きっと巣を造るのが初めてなのだろうと思われた。
昨日、今日と巣造りをしている風がない。どうやら放棄したようだ。では、あの夫婦ツバメは何処へ行ってしまったのだろうか。鳴き声さえ聞こえない。

裏のほうからツバメの鳴き声が聞こえてきた。急いで我が家の北側へ行ってみて驚いた。
先日五羽の雛が巣立って、傷んでいた巣(ツバメ日記(18))が綺麗に修復されていた。



黒っぽい部分が修復した部分である。
どうやら南側に巣造りを始めた夫婦ツバメは反対の北側にある巣を見つけて、新たに巣を造るより、北側の誰もいなくなった巣を修復したほうが早そうだと悟り、方向転換したようである。
暫くすると一羽のツバメが来て、巣の中に入り何かしている。産座を造っているのだろうか。
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