日日是好日

退職後の日々を写真で記録

新潟県立自然科学館

2013-07-30 19:55:29 | 日記
7月30日(火)雨のち晴れ

今日は孫たちと県立自然科学館へ出かけた。ここは60才以上は無料で、未就学児童も無料なので、3年生の孫だけの入館料を払うだけでよい。



自然科学館は3階建で各階に子供たちを対象として自然科学を中心に色々な物が展示されているが、大人でも結構楽しめる。
まず二階の展示場に行くと、下の孫はアザラシでパロという名前のロボットの所に走って行った。昨年も来た時にこのロボットが気に入って、暫く離れなかった。



他にもエネルギー、天体・宇宙、乗り物、恐竜などの多くの展示がされており、まともに見ると一日かかりそうな量である。新潟の生物としてトキの剥製が展示されていた。



ここにはプラネタリウムもあるが、昨年見たので、今年は特別展「海底二万里の世界」を見ることにした。



深海の様子や生物が展示されており、3D映像で海底を散歩することができる。
地上に戻ると小さな屋台が並んでおり子供たちが楽しめるような工夫がされている。
孫たちはちょうちんアンコウの帽子作りと小さなアザラシの絵付けをした。その作品が下の写真である。





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月岡

2013-07-28 17:26:32 | 日記
7月28日(日)晴れ

子供はじっと家に居ることなどできない。今日は孫たちと月岡カリオンパークに出かけた。



カリオンタワーの横のちびっこ広場で遊んでから、温泉街の横にあるわくわくファームに行き昼食を取ることにした。そこにある農家レストラン「ぶどう畑」に入った。



ここは農家レストランということもあり、野菜中心のブッフェスタイルの店である。そこで野菜サラダを思いっきり食べた。



孫たちもそれぞれ思い思いの料理を持ってきて食べていた。
お腹いっぱい食べてから、温泉街にある足湯に行ってみた。



多くの人たちが足湯を楽しんでいた。結構熱いお湯で、月岡温泉の特徴である油が浮いたようなお湯で、硫黄の臭いがする。



足湯の奥には小さな舞台があり、一時半から、月岡の芸妓による舞が突然始まったのには驚いた。



孫たちは走り回り、沢山食べて、飲んで、体調を壊さないか心配したが、夕方には「お腹がすいた」と元気である。

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木下大サーカス

2013-07-26 20:27:51 | 日記
7月26日(金)雨のち晴れ

夏休みに入り、今年も孫たちが上越から8泊9日の予定で昨日やってきた。
最初のイベントは木下大サーカス。午後1時開演なので12時前に新潟市産業振興センター前の会場に着いたが既に大勢の人たちが来ており、長蛇の列を成していた。
しかも梅雨明けを思わせる強い日差しである。指定席を取っておいて良かった。



サーカスを見るのは何十年ぶりだろうか。子供の頃、網走で見たのは新発田サーカスだったと思う。孫たちは初めてのサーカスである。
今回の売りは「奇跡のホワイトライオン世界猛獣ショー」である。白いライオンとは珍しい。もちろん初めて見た。
オートバイの曲乗りは昔も良く見た覚えがあり、懐かしくもあった。
サーカスの華は何といっても空中ブランコであろう。高所恐怖症の私にとってはハラハラドキドキである。
孫たちも結構楽しんだようである。大人になってからの思い出になってくれれば良いのだが。
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野口英世はなぜ間違ったのか(18)

2013-07-17 16:03:23 | 野口英世
今回の論文「Ⅷ.グアヤキルの野生動物におけるレプトスピラの存在とそのLeptospira icterohaemorrhagiae 及び Leptospira icteroides の関係」では、ようやくワイル病のレプトスピラと黄熱病のレプトスピラの関係が免疫血清を用いて調べられている。



論文の要旨

グアヤキルで捕まえられた野ネズミとマウスの腎臓懸濁液をモルモットの腹腔内に接種することで、試験した野ネズミの67%が腎臓にレプトスピラを持っており、それはモルモットに日本又はヨーロッパで感染性黄疸になった患者由来又はニューヨークで捕らえた野ネズミ由来のLeptospira icterohaemorrhagiae によって起こされるものと同じ症状と傷害を起こす。
免疫血清はグアヤキル・レプトスピラの異なる株をウサギに接種して作製した。これらの血清はホモの株に対して著しい凝集と殺菌効果を有していた。しかし他の出所の
Leptospira icterohaemorrhagiae の株に対しては、しばしば効果が弱かった。
Pfoiffer現象も陽性であることが分かった。そしてLeptospira icterohaemorrhagiae の有毒培養液での感染に対して防御が示された。
同じ血清は Leptospira icteroides に対して効果がないか又は非常に少なかった。
icteroides株を接種したモルモットはグアヤキル・ネズミ株で作製された免疫血清の使用によって目立った防御はされなかった。
レプトスピラのグアヤキル株の不活化培養液を接種したモルモットは
Leptospira icterohaemorrhagiae のホモの株と同様にヘテロ株での感染に対して抵抗することが分かった。
そこでグアヤキルで野ネズミとマウスの腎臓から分離されたレプトスピラは
Leptospira icterohaemorrhagiae のグループに属し、免疫反応で Leptospira icteroides と異なると結論づけられる。
コウモリと袋ネズミの腎臓材料で陽性の伝染は得られなかった。(以上)


この論文は「黄熱病の病因学」の一連の論文としては不似合いな論文である。なぜなら内容はグアヤキルでネズミから分離されたレプトスピラはワイル病の病原体である
Leptospira icterohaemorrhagiae であると言うもので、Leptospira icteroides については付録的に記載されているだけであるからである。
本来ならば黄熱病の病原体とするLeptospira icteroides の免疫血清を作製して、
Leptospira icterohaemorrhagiae との反応を見るべきであったであろう。
野口はそれに気がついていたが、そう出来なかったのではないだろうか。
「野口英世はなぜ間違ったのか(11)」に記載したように野口は上司であるFlexnerに宛てた手紙に黄熱病患者から分離したLeptospira icteroides は持参した免疫血清(Leptospira icterohaemorrhagiae に対する免疫血清と思われる)でモルモットを防御したと書いている。このことは、現在考えても当然の正しい結果である。
しかし、今回の論文では、その免疫血清を使用せずグアヤキルで分離した3株の免疫血清を使用してLeptospira icteroides の3株と反応させている。これも不自然な試験である。まだ良く分からないグアヤキル株ではなく既に分かっている日本株などの免疫血清を使用するべきであったであろう。
結果的にはグアヤキル株も日本株と同じLeptospira icterohaemorrhagiae だとすると、この免疫血清にLeptospira icteroides の3株が反応しなかったことはありえない結果である。
現在、レプトスピラには200以上の血清型が知られている。同じ icterohaemorrhagiae のグループでもいくつかの血清型が知られているが、全く反応しないことはない。かなりの交差反応がある。
野口は免疫血清に反応することは、どのようなことを意味するかを十分知っていた。従ってFlexnerに手紙を書いた時点で、Leptospira icteroides Leptospira icterohaemorrhagiae であることを知っていた。しかし、黄熱病の病原体を発表してしまい、後に引けなくなったのではないだろうか。従って今回の論文にあるようにグアヤキル株の免疫血清にLeptospira icteroides の株が反応しないと書かざるを得なかったのではないかと思われる。
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ルーベンス

2013-07-15 14:03:56 | 日記
7月14日(日)雨

今日は雨模様だったが、長岡にある新潟県立近代美術館へ、今開催されているルーベンスの絵画を見に行ってきた。
美術館へ行く前に栃尾の道の駅「R290とちお]によって油揚げを食べることにした。道の駅の建物の横にとまっている車の中で揚げたものを食べさせてくれる。栃尾の油揚げは、この道の駅のものしか食べたことがないが、ここのはとても美味しい。初めて食べたとき、たかが油揚げなのに、こんなに美味しいものなのだと少々感動したものだ。
今回もネギつきの油揚げを注文した。これに薄口の醤油をかけていただく。
一つを家内と二人で食べたが、やはり美味しかった。



道の駅を後にして、県立近代美術館に向かった。
美術館に着くと、日曜日とあってか駐車場はほぼ満車状態であった。



会場も多くの人で、列をつくり、のろのろと進みながら鑑賞していた。
初めて知ったが、ルーベンスはあまりにも注文が殺到し、自分だけでは描ききれないため工房を組織して助手たちに自分の作風を模して描かせていたとのこと。
もちろん自筆のものも多く展示されている。その中で特に印象的だったものは、「自画像」と「復活のキリスト」の二作。前者は工房の手が加わっているようだが、細かい部分まで繊細に描かれており、後者はまるで3Dの絵を見ているように、キリストの足が飛び出しているかのように見えて、その迫力は見事であった。
当然、会場内での写真撮影は禁止されているので、パンフレットで紹介する。






一番下の右の絵が「自画像」であるが、展示されていたのはこの自画像ではなかったので、自画像はいくつかあるのではないかと思われる。その上の右が「復活のキリスト」である。写真は小さいが、実際はかなり大きなものであった。

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