この蓮畑はうちから直線で、徒歩2~3分のところにありますが、最近まで存在すら知りませんでした(笑) 何故かというと、ここは丁度幹線道路から田んぼ(現在は花畑)一つ隔てたところにあり、前はやはり田だったところです。信濃国分寺の裏にあたりますが、先日、同寺の蓮祭りのイベント告知(7月8日)のちらしを見てどこにあるのか?と疑問に思っていました。信濃国分寺は信州では有名なお寺で1200年ほどの歴史がありますが、現在の本堂や三重塔は江戸時代に現在の場所に再建されたものです。本堂の前には池があり、私の記憶の中ではそこにちょぼちょぼ蓮があったような気がしていましたが、お祭をするほどではないと思っていました。そこで疑問を解消すべく、朝の散歩がてら出かけたのですが、行って見ると、前に田だったところに水が張られそこに蓮が沢山葉を茂らせています。その手前にはちょっとした東屋もあり、そこで一休みしながら蓮を眺めることができます。蓮畑の元あぜ道は、木の歩道が設けられ、しっかりとした遊歩道になっていました。この前面道路はよく通っていますが、完全に田んぼという固定観念がありすっかり今まで見落としていました。人の目と意識は同通しているので、見るつもりで見ていないと、何も見えないです。また音や音楽も聴くつもりで聴かないと聞えてはきません。
今咲いているハスは住職に確認していませんが、2000年前のハスの種から開花させた大賀ハスという種類のようです。また奥州藤原氏の平泉の中尊寺から発見された800年前の中尊寺ハスもいくつかあります。