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バラとおわら風の盆と釣りなどの雑記

ウイーン展と国宝松本城

2007年07月06日 | 雑記

 今日は松本へ行ってきました。松本は平成の町村合併で上田市とは隣接する市となりましたが、多くの上田市民にとって、松本は近くて遠いところです。松本へ行くには、昭和48年頃に三才山トンネルができて、やや便利になっていますが、それ以前は山越えの曲がりくねった青木峠を60kmほども越えて行かなくてはなりませんでした。元々明治以降の町の発展は鉄道網により成立して行きましたが、南北に長くおおきな長野県は、当初は長野県、筑摩県(松本中心)、上田県、中野県に分かれていましたが、すぐに信濃一県の現在の長野県になっています。しかし前述の鉄道、特に上野駅を出て、高崎、軽井沢、上田、長野、直江津へと続いた信越線により、沿線は同じ経済圏におかれ、長野県内においても、現在でも旧信越線沿線およびそれに繋がる、小諸から小淵沢へ続く、小海線、そして飯山線沿線が首都東京と繋がるひとつの地方をなし、それ以南は松本を中心としたどちらかというと、名古屋の影響下にある地方となっています。このように長野県は現在でも二つの大きなくくりでまとめることができるため、何も信濃一県にこどわる必要もなく、県庁所在地である遠い長野市へ行くのに大変な手間と時間がかかる町村も数多くあります。その一方の中心都市の松本は、城下町として独自の文化を形成し、官民一体となり非常に魅力のある街づくりを進めています。

 

 さて今年は市制施行100周年ということで9月2日までの日程で国宝松本城においてウィーン展が行われています。ハプスブルク家の宝物などが展示されており、なかなか見ごたえのある企画展です。その中でおもしろかったのは、マリー・アントワネットの彫像。誰かに似ていると思ってよく見ると、浅田真央ちゃんそっくりでした。またモーツゥァルトは田中康夫にそっくりです。

 

 

 

 

 

 

大正ロマンの街

 

 

 

なわて通り

 

 

 

 

この建物は旧市役所で現在は市営上土団地です。

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