関連ブログ記事・・・2023/10/31付「世界的スキーリゾートのアクセス「倶知安余市道路」の工事状況について」
この倶知安余市道路の西側の続きとなる一般国道5号(北海道横断自動車道)蘭越倶知安道路のうち、東側半分のニセコ~倶知安間が令和6年度に新規事業化されました。
https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/content/001729851.pdf
全体事業費は約640億円、計画交通量は約9,100台/日となっています。
資料には北海道新幹線の予定ルートも併せて掲載されていますが、大半の区間で新幹線と接近しています(交差はしません)
最大の整備効果として、国際的観光リゾート「ニセコ」への速達性の確保が挙げられています。ニセコICはJRニセコ駅よりも南側のリゾートエリアから離れた場所に計画されていますが、中間にできる比羅夫ICはかなり接近しています。
そして、大規模災害時にも機能する信頼性の高い道路ネットワークの確保も挙げられています。国道5号は有珠山噴火等の災害時の代替路として位置づけられていますが、現道のうち3.5km区間は洪水浸水想定区域となっているとのこと。
さて、倶知安余市道路では、共和IC~仁木南IC間に新たに「共和北IC」が設けられることが2023/3/31付で発表されています。
https://www.hkd.mlit.go.jp/ky/release/slo5pa000000jyc0-att/slo5pa00000110bn.pdf
同ICでは、2024/3/25に全線開通した道道泊共和線(北海道公式YouTubeで紹介されている通り、最大の役割は泊原発の避難路です)と接続することになっています。