前編はこちら
今回紹介する区間も10か月ぶりの訪問(前回は2023/6/29付ブログ記事「2023/6時点の清滝生駒道路の現況(東側その2)」参照)です。
生駒市ひかりが丘における作りかけの道。まとまった予算がつかない限り、当面はこのままかもしれません。
その先の北田原地区では、工場や豪邸を立ち退かせて清滝生駒道路の予定地を買収しましたが、まだ実際の構造物の着手には届いておらず、用地の保全工事レベルです。
道路予定地に明らかにかかっている工場は引き続き操業中のようです。
その南側の道路沿いで工事が行われていましたが、清滝生駒道路とは無関係の「電気設備の新設工事」(近くの新生駒変電所がらみ)でした。
山沿いの事業所へのアプローチルート<途中で清滝生駒道路の予定ルートと交差>が付け替えられていました。現地に設置された看板には「関係者以外 進入禁止 浪速国道事務所」と書かれており、取得済み土地を完全に更地にするためのステップとしての付け替えかも。
その西側では、取得済み土地を完全に更地にする工事がかなり進捗していました。
しかし、天の川の近くまで来ると、取得済み土地は相変わらず草むらのままであり、橋梁のための構造物はすっかりモニュメントと化しています。
そんな中、国道168号沿いには完成予想図入りの工事看板が設置されていました。デザインは、2023/6/28付ブログ記事「2023/6時点の清滝生駒道路の現況(東側その1)」で紹介した生駒市鹿畑町の国道163号沿いに設置されているものと同じで、これと同時期の2023年春に設置されたものと思われます。
工事看板、そして完成予想図のアップ。完成の暁には、4車線の高架道路が天の川を跨ぎ、さらに一般道の橋も架設され、一大交差点になるわけですが、これが現実味を帯びるのは何年先でしょう?
現実は、「織姫と彦星」状態が何年も続いています。
(おわり)