松江・出雲など島根県東部と京阪神を結ぶ高速バスの再編とダイヤ改正が2023/2/1に実施されます。
2020年1月時点では、
・京都発着=昼行「出雲エクスプレス京都号」2往復(中国JRバス運行)、夜行「出雲縁結びドリーム京都」1往復(西日本JRバス運行)
・大阪発着「くにびき号」=昼行12往復・夜行1往復(一畑バス・中国JRバス・阪急観光バス共同運行)
・神戸発着が昼行2往復・夜行1往復 (中国JRバス・神姫バス共同運行)
となっており、トータルすると昼行15往復・夜行3往復でした。
しかしコロナ禍で2020年春には全面運休を余儀なくされ、その後徐々に復活したものの、京都発着の夜行便は2020年秋に正式に廃止となり、大阪発着に関しては昼行7往復・夜行1往復に減らされたままです。
https://www.hankyubus.co.jp/highway/news/pdf/20221028.pdf
今般の再編では、「くにびき号」について中国JRバスが撤退し、阪急観光バスと一畑バスがいずれも昼行のみ4往復ずつ運行するようになります(他に運休中2往復あり)
中国JRバスは従来の京都発着便を全便大阪経由とし、さらに大阪発着便を追加して昼行4往復・夜行2往復(うち昼行2往復・夜行1往復は京都発着で大阪経由)とします。愛称はJR西日本グループ標準の「出雲エクスプレス**号」「出雲ドリーム**号」で、梅田の発着場所は大阪駅JR高速バスターミナル、ネットでの乗車券発売はJRグループの高速バスネットオンリーです。
https://www.chugoku-jrbus.co.jp/news/20230201izumoexposakakyoto_revision.pdf
したがって、対大阪に関しては、「くにびき号」は2月から一転してライバル関係になるわけです・・・
そして、神戸発着便は夜行が廃止となり、昼行のみ2往復となります。
https://www.chugoku-jrbus.co.jp/news/20230201portlake_revision.pdf
同時に、ポート・レイク1号と4号(神姫バスが運行を担当)は、現在出雲市駅と松江駅の発着場所が駅前ロータリーの外にありますが、他の高速バスと同様にロータリー内で乗降できるようになります。
https://www.shinkibus.co.jp/sysfiles/wtn/1684/kobe-izumo20230201.pdf
結局、2月からの京阪神トータルの便数は昼行14往復・夜行2往復となり、昼夜それぞれ1往復ずつ減便となります。
<1/27追記>
ポート・レイク1号と4号(神姫バスが運行を担当)の出雲市駅と松江駅の発着場所の変更ですが、諸般の事情により延期となりました。
https://www.shinkibus.co.jp/sysfiles/wtn/1697/kobe-izumo_20230126upd.pdf
もうしばらくは、以下の写真のようなポツンとバス停状態が続きます。
<3/15追記>
ようやく関係各所との調整が整ったそうで、2023/4/15から松江駅・出雲市駅とも、神姫バス便についても他の高速バスと同じ駅前ロータリー内の発着となります。上記写真のバス停標柱は、あと1ヶ月で見納めとなります。
https://www.shinkibus.co.jp/sysfiles/wtn/1727/kobe-izumo20230415.pdf