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2023/10時点の国道24号城陽井手木津川バイパスの工事状況(その4)

その1はこちら その2はこちら その3はこちら

そのまま山背古道をトレースして多賀の集落へ。このあたりの城陽井手木津川バイパスは、山の中を抜けることになっているようです。(情報源=2019年3月に公開された新規事業採択時評価の資料の2ページ目にある断面図)。この案内図でいうと、「みどり農園」と「山吹ハイキングコース」の間あたりでしょうか?

続いて、国道307号青谷バイパスおよび旧道との交差部分に向かいます。付近のGoogleMapはこちら・・・このブログ記事を書いている時点では航空写真にもストリートビューにも工事の片鱗は記録されていません

多賀側から歩いてバイパスの半分を過ぎたあたりに、工事現場がありました!

青谷バイパスの北側の、最終的に城陽井手木津川バイパスの一部となる部分で、まず事前準備としての「工事用道路取付工事」が行われています。ちなみに、バイパスの南側では何の工事も行われていません。

工事用看板の隣から北側を見る。工事用道路は一応の形になっていますが、建設工事自体はまだ始まっていません。

下側の道から青谷バイパスを見上げるとこんな感じ。大型土嚢が並びます。

下側の道路沿いは、工事現場の体をなしていっています。

青谷川に近い側(川は竹藪の向こう)も工事現場化しつつあります。基礎用の穴もあけられています。

そして、近鉄新田辺駅と宇治田原町を結ぶ路線バスが通る国道307号旧道沿いでは、城陽井手木津川バイパスが青谷川を渡る橋の橋台の工事が始まっていました。ようやく、絵になる?工事現場に出会えました・・・

なお、青谷川橋から北側の新名神城陽スマートIC付近までの区間の大半は、もともと一面の山砂利採取場だったところに物流施設・集客施設などを誘致すべく大規模な開発事業が進行中であり、一般人の立ち入りはできません。このブログ記事を書いている時点では、城陽市が新名神に沿った都市計画道路「東部丘陵線」を整備しているほか、三菱地所が2024年度の新名神大津JCT~城陽JCT・IC(城陽スマートICより西)間の開通後にアウトレットモール(仮称=京都城陽プレミアムアウトレット)をオープンさせる予定になっています。

https://www.city.joyo.kyoto.jp/cmsfiles/contents/0000008/8804/R4hyoukachousho.pdf

https://www.pref.kyoto.jp/kikakuriji/news/press/2022/2/buturyu.html

周辺の土地ゾーニング図はこちら

したがって、少なくともアウトレットモールのオープン時点ではこの地区に一定レベルの道路整備が要求されるわけで、おそらく「東部丘陵線~(青谷川橋)~国道307号青谷バイパス」の区間を最優先に整備することとなると思われます。どこからも公式情報は出てきていませんが、状況証拠は現地に存在しています。

(おわり)

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