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3.富海地区東部の旧山陽道との分岐あたり
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富海小中学校の北東側。このあたりでは、先ほどと逆で南側に道路を拡幅する工事が進められていますが、拡幅部分は未供用です。その関係で、富海公民館バス停の隣の円通寺バス停は、東行が工事前とほぼ同じ位置(若干東側に移設)なのに対し、西行はもともとバス停があった場所が道路拡幅用地に転用されてしまったため、200mも西側に移設となっています。
富海交差点は、徳山側からみると「国道2号から(富海の集落を突っ切る)旧山陽道が分岐する交差点」となります。富海拡幅事業に関する地元向け広報紙の第7号によれば、2021/10/7に交差点の切り替えを行い、同時に1968年以来ここに設置されていた歩道橋はその役目を終えたとのこと。もっとも、2023/11時点のストリートビューでも歩道橋は未撤去のままでしたが、2024/5/下旬時点では完全に撤去されています。右側が、2023/6/30まで供用されていた国道2号の旧道です。
交差点では、歩道橋の代替となる地下道の工事が進められています。現時点では、地下道本体および南側のアプローチ部分の工事の真っ最中です。
一方、北側のアプローチ部分は2021年10月時点で既に完成しています(当時のストリートビュー参照)。富海小中学校前同様、歩行者用の階段+自転車用の三段スイッチバックのスロープの組み合わせとなりますが、地下道本体が未完成のため、巨大な水たまりと化しています・・・
(つづく)