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三鷹市内に「松下電工」バス停が今も残るわけは?

関連ブログ記事・・・2024/5/28付「小田急バスの2024/6/1値上げ対象、僅かに武相運賃区間も含まれる

上記ブログ記事で取り上げた鷹52系統のことを調べていると、妙なことに気がつきました。

「十数年前に消滅したはずの企業名が、今もバス停名称に残っていること」

該当系統が含まれる路線図を見ると、三鷹市野崎地区で人見街道を経由する鷹52系統に近接して一筋南の東八道路を通るバス路線に「松下電工」というバス停が存在します。

松下電工は周知のとおり2008/10/1付で親会社ともども松下の名を捨て「パナソニック電工」に社名変更し、さらに2012/1/1付で親会社に吸収合併され法人格もなくなりました。そして、2024年時点でこのバス停の周辺にパナソニックグループの事業拠点は存在しません。GoogleMapはこちら・・・2000年ごろの都市地図によれば、バス停南西側のスーパーオートバックスのあるあたりに松下電工の工場が存在

名称変更が社名消滅から十数年以上経過した今日までなされていない理由ですが、ここに停車するバスの便数が極端に少なく、会社側も利用者側も名称変更の必然性を感じていないからかもしれません。時刻表を検索してみたところ、

https://transfer.navitime.biz/odakyubus/pc/diagram/BusCourseSearch?busstopId=00070202

「調31」「調32」「鷹58」「境96」と4つの系統が経由するものの、「調31」は22~23時台に片道2便のみ、「調32」は深夜バス片道1便のみ、「鷹58」は土休日の昼間に1往復のみ、「境96」は朝夕に片道1便ずつしかありません。「鷹52」だけで昼間1時間あたり3往復なのとは雲泥の差です。

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