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関連ブログ記事・・・2023/6/7~8付「京奈和自動車道・大和北道路の2023/6時点の工事状況(その4)(その5)」
2.奈良IC予定地および大和路線新駅付近
新駅の西口駅前広場の予定地の様子は、2023/6時点とほとんど変わっていませんでした。一方、東側の駅前広場予定地では、「大和北道路八条地区改良他工事」の旨の看板が新たに設置され、土木工事が進められています。
このあたりの大和路線の仮線は、上下線とも架線の取り付けまで終わっています。
工事区域の東側には、道路用地の境界を示すと思われるコンクリートの構造物が設置されています。
ただ、何といっても重要なのは埋蔵文化財発掘調査です。一帯は平城京の左京側の六条大路~八条大路の間に相当し、何かしらの建物の跡が存在することは容易に想像できます。2024/1時点では3か所で同時並行で調査中ですが、果たしてどのくらい貴重なものが発掘されるのでしょうか?
これらが全部終了しないと、次のステップ<基礎工事>には進めません。
(おわり)