2024/5/17付ブログ記事「続:那覇~久米島の高速船計画のその後 <6/24追記あり>」の続報です。
7月下旬になっても、相変わらずどこのメディアからもどこの観光関連サイトからも那覇~久米島の高速船に関する続報は出てきませんし、久米島オーシャンジェット社としてのインターネット経由の情報発信も見当たりません。
そんな中、2024/6/20に開催された内閣府沖縄総合事務局運輸部主催の第186回「沖縄地方交通審議会船員部会」の議事録が同局のサイトで公開されました。
https://www.ogb.go.jp/-/media/Files/OGB/Unyu/vessel/bukai/gijiroku-186.pdf
今回は桃原委員(=久米商船社長)は欠席でしたが、前回欠席だった事務局の調整官からの説明がなされています。
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・久米商船と久米島オーシャンジェットとの共同運航・共同経営の協定は既に締結されており、顧問弁護士による協定内容のリーガルチェックでもお互い不利益とならない内容になっていると聞いている
・共同運航・共同経営については、久米島町主催の補助金関係の分科会の場においても役場や利用者代表の方々からの賛同を得られている
・渡名喜村(久米商船の途中寄港地、ジェットフォイルは経由しない)でも同様に賛同を得られている
・沖縄総合事務局側で共同経営の協定締結の認可ができれば、久米島・渡名喜航路については、補助対象航路として維持できることになる
・高速船についてはこれとは別に定期航路事業の許可が必要で、こちらも事務局側で審査基準に則って審査し、基準への適合性を判断していく
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ということで、沖縄総合事務局の側としてはこの時点で「共同経営の内容や申請内容に不備がなければ却下することはない」というスタンスだったようです。
さて、審査はどこまで進んでいるのでしょうね?