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近鉄バスの夜行高速バス「サテライト号」が26年ぶり復活

近鉄バスは、2023/2/23から大阪・京都と池袋・さいたま市を結ぶ夜行高速バス「サテライト号」の運行を開始します。

https://www.kintetsu-bus.co.jp/topics/detail.php?pkId=679

近鉄バスの単独運行のため、さいたま発は翌日の2023/2/24からとなります。さいたま市内では大宮駅東口とさいたま新都心バスターミナルに停車します。

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最近は乗務員不足などから夜行高速バスの運行条件が厳しくなっており、さらにコロナ禍もあって、JRグループ以外の高速ツアーバスが出自ではないバス事業者が夜行便を新設することはほぼなくなっていました。近鉄バスはノウハウがあるのか他社に比べ夜行便の撤退率が低く(長期運休中だった大阪~山形線を2022/11に正式に廃止したくらい)、長期運休中の路線も大阪~熊本線の格安便のみです。

そして、この愛称は実は26年ぶりの復活なんですね・・・

バブル期(夜行高速バスブームでもありました)のさなかの1989年に、近鉄バスは国際興業バスと共同で大阪・京都と赤羽・川口・浦和・大宮を結ぶ夜行高速バスの運行を開始しましたが、その愛称が実は「サテライト号」でした。ただ、他の路線との競合が激しく利用が伸び悩み、8年後の1997年に同じ近鉄グループの奈良交通が運行する「やまと号」の埼玉線と統合されたことにより「サテライト号」の愛称は消え、統合後のやまと号も2007年に廃止されました。

JRグループも2020年にコロナ禍による運休のまま撤退したさいたま市と関西を結ぶ夜行高速バスは、このブログを書いている時点では広栄交通バス・さくら観光バス・杉崎観光バス・ジャムジャムエクスプレスといった事業者が運行しています。それに割って入る形になる「サテライト号」の今後に注目ですね。

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