2023/5/13付「徳島南部自動車道・小松島市内の2023/5時点の工事状況(その6)新居見トンネル北側」で取り上げた新居見トンネル(長さ約1400mと小松島IC以南の徳島南部自動車道では最長のトンネル)ですが、このレポート時点から半年以上経過した2023/12/11にようやく掘削開始となりました。
https://www.skr.mlit.go.jp/tokushima/shinchaku/data/oshirase/r051204.pdf
まあ、こうして情報を公開していただけるだけ有難いですね。
北側から掘削開始となりますが、トンネル南側は四国霊場八十八か所の第18番霊場である恩山寺のすぐ下であり、こちらに工事用道路を建設するのは困難と思われるので、完成まではそれなりの期間かかるのでは?
そして、2023/5/2付ブログ記事「徳島南部自動車道の難工事区間の技術検討委員会について」で取り上げた2つの技術検討委員会のうち、「四国横断自動車道軟弱地盤対策技術検討委員会」は2回の会合で結論が出て立江櫛渕IC~阿南IC間の開通時期の公表に至った(2023/9/13付ブログ記事参照)わけですが、「四国横断自動車道斜面対策技術検討委員会」のほうは2023/3/1に第1回会合が開催されたっきりのようです。こちらで公開されている資料によれば2023年度半ばに第2回会合・2023年度末に第3回会合を開催するように記載されていますが、検討に時間がかかっているため第2回会合の開催に至っていないのか、それとも第2回会合の資料や議事の公開を失念しているだけなのか、果たして・・・
<4/23追記>
「四国横断自動車道斜面対策技術検討委員会」の第2回会合は、当初予定より大幅に遅れて2024/4/25に開催されます。
https://www.skr.mlit.go.jp/tokushima/report/info-r06/r060422/r060422.pdf