2.京奈和道山田川IC~乾谷間
山田川ICから約1kmの間は、用地に余裕のある2車線のバイパス道路です。4車線化の準備工事までは行われていません。
やがて、歩道橋が見えてきました。ただ、横断部分の全長が2車線分の道路よりかなり長いようです。
歩道橋の上から山田川IC方面を望む。どう見ても4車線道路対応で、将来の道路用地である空き地の上空に歩道が渡された形です。
別の視点で見ると、より長すぎさが強調されます。
銘板によると、2014年3月完成とのこと。全国津々浦々にあるこの手のエレベータレスな歩道橋の大半は昭和40~50年代の交通戦争の時期に設置されたもので、新設道路でもないのに2010年代以降に設置された例はあまりありません。
歩道橋の先で山田川を渡り旧道と合流しますが、橋梁部分は4車線への拡幅の準備がなされています。
その合流点が、工事が現在進行形の乾谷区間の東端に相当します。2023年春には拡幅されて面目を一新するわけです。
(つづく)