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大戸川ダム建設に伴う県道大津信楽線付け替え道路完成後の様子

2023/2/17付ブログ記事「2023/3/25に、大戸川ダム建設に伴う大津~信楽の付け替え道路が開通 <3/23追記あり>」の続きです。

大戸川ダム建設に伴う県道大津信楽線の付け替え道路ですが、開通から2か月近く経過した2023/5/21時点でもまだストリートビューはありません。

さて、先日石山駅~MIHO MUSEUM間の帝産バスに乗車(もちろん旧道経由)してきましたので、車中からの様子を報告することとします。

まず、新名神の工事現場がバスを出迎えます。大津JCTのすぐ東側です。

この区間ですが、当初は2023年度開通予定だったのが2024年度に延期されました。

https://corp.w-nexco.co.jp/corporate/release/kansai/r3/1227/

説明資料の6ページ目に、延期の一因として「大戸川の河川区域内に位置する橋脚の基礎施工において、想定していなかった湧水が発生しました。関係機関と協議し、環境に配慮した薬液注入による止水対策工を追加したことにより、工事工程が遅延しています。」の文言があります。まさにこのあたりですね。

新旧道の分岐点です。標識で「栗東 田代」とあるほうが旧道ですが、重大ポイントであるにもかかわらず、この分岐点付近には「MIHO MUSEUMに行くには左折してください」のような案内看板は見当たりませんでした。この先のアクセスルート沿いには多くの「MIHO MUSEUMはこの先」を意味する看板があるのですが。

つい2か月前までは、この狭い道路が大津と信楽を結ぶメインルートの下道でした。1枚目の写真の向こう側に見える立派なコンクリート橋梁は、付け替え後の新道です。

大鳥居の交差点あたり。新名神の神秘的?な橋梁と現大津信楽線の橋梁が共演しています。大戸川の橋の対岸のすぐ川沿いは、すでに封鎖されて久しいダム着工以前の県道のルートです。

バスは、MIHO MUSEUMに向けて高度を上げていきます。

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