2021/3/11付ブログ「福島県双葉町と大熊町のバス事情」の続きです。
上記ブログと2022年6月時点とで変更のあった内容は以下の通りです。
<双葉町>
JR双葉駅と「東日本大震災・原子力災害伝承館 双葉町産業交流センター」を結ぶバスは、2021年4月から有料になっています。1乗車200円ですが、2回券を350円で発売しており、往復利用する場合は2回券を買うのが妥当です。
https://touhoku-access.com/route_futaba.php
双葉駅前に停車中のシャトルバス。
双葉町産業交流センター前に停車中のシャトルバス。
双葉町産業交流センターのすぐ近くにある車庫には、双葉町をアピールするラッピングのバスが休んでいました。
その車庫のすぐ近くには、「この先帰還困難区域につき通行止め」のバリケードが・・・ 福島第一原発からは数キロしか離れていません。
<大熊町>
無料なのは2021年3月時点と同じですが、車両が中国製の電気バスに変わっています。
https://www.town.okuma.fukushima.jp/soshiki/seikatushien/16832.html
そして、上記URLにある通り、2022年7月から「特定復興再生拠点区域の避難指示解除を見据え、利用される方の利便性をより向上させるため」ルートが変わり、本数も増えます。
大野駅前に停車中の大熊町生活循環バス。
駅の回りはまだ人の住めない場所で、荒れ放題の建物が散在していますが(中には建設途上で中断を余儀なくされた住宅も・・・)、2022年6月現在強力に解体が推し進められています。以下の写真はかつて駅前商店街だった通りで、更地の部分は全て商店や住居でした。