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神戸~高松のジャンボフェリーの新造船には、「大部屋」がしっかり存在します

関連ブログ・・・2021/10/31付神戸~高松の格安フェリー、2022年秋に新造船就航へ

この新造船ですが、2022/5/28に進水式が挙行されました。

それとともにジャンボフェリー公式サイトがようやく今風のデザインになり、新造船「あおい」の紹介ページが開設されています。

https://ferry.co.jp/home/ship/newship/

現在のバブル期に就航した2隻と比べ見違えるばかりの設備が整っていますが、注目は

「客室スペースは、お客様のニーズに合わせ、プレミア席専用エリア・自由席エリア・ペット専⽤エリア・⼤型ドライバー専⽤エリアの4つの区分とし、各エリアごとの⼊退場を「QRゲート」で管理」

でしょうか?

最近の中長距離フェリーの新造船ではいわゆる「大部屋」がなくなり完全個室化されるのがトレンドですが、ジャンボフェリーの新造船の自由席エリアは現在の「大部屋」そのもので、若者を中心にニーズが根強く残る(所要時間も4~5時間ですし)ことを物語っています。一方では高級志向も目指しており、その結果がQRゲートによる管理=異なる志向の客が入り混じらないようにする=なんでしょう。

旅客定員は現在の475名から620名に増え、ピーク時に廊下にゴザを敷いて座るようなことにはならなそうです。

今後のスケジュールは以下の通りとなっていますが、注目は「自由席エリアの運賃が現在とどう変わるか」ですね。

 7月頃 就航開始日・予約開始日の発表
 8月 乗船予約の開始
 9月 竣⼯(⼊魂式、引渡し式)
 10月 習熟訓練、就航開始

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