ブログ記事「 尼崎宝塚線・宝塚IC付近の2024/3/11時点の工事状況」で
>そして今後の段取りですが、「側道舗装工事が終了し次第再びガソリンスタンドの前が以前と同じく本線となり、ランプ高架橋をくぐる側は再び通行止めとする。その後に、ランプ高架橋をくぐる側を正式に北行2車線・南行2車線にする作業を実施し、3月末か4月初めに晴れて正式供用とする。その暁には、宝塚市福祉センター前交差点の南側に本線が切り替わった旨の分かりやすい看板を出し、青看板のシールを外す」とのことでした。
と書きましたが、2024/4/7時点では正式供用となっています。南行・北行とも完全に2車線化され、今回の改良で新設された東側の歩道も普通に通れるようになっています。予想通り宝塚土木事務所は4車線供用開始に関して近隣住民・事業所以外に向けては何の告知もしなかったようで、現地にも供用開始日に関する告知は見当たりませんでした・・・最後の追い込みで2023年度末に間に合わせた可能性も高そうですが
ということで、完成後の状況を報告します。
ヤマダデンキ前では長らく北行2車線のうち1車線が大型コンクリートブロックで封鎖されていましたが、2024/3/23時点ではブログ記事で書いた通り簡易な柵に置き換えられており、以北の4車線化に伴い完全に取っ払われています。道路標識も本来の姿になりました。
中国道宝塚ICのランプ付近も、完全に完成形になっています。
ついに供用開始となった東側の歩道から見た様子。
東側の歩道は、宝塚ICのオフランプをボックスカルバートでくぐります。
ついに、晴れやかな完全4車線道路の誕生です! 右側の未舗装地は、かつて宝塚ICのオンランプがあったあたり・・・今はこの有様
東側の歩道から、南方の宝塚ICのランプ方向を望む。
<4/23追記>
完全4車線供用開始から半月以上経過しても、道路整備主体の兵庫県はこの情報を報道機関にもネット上にも流そうとしていないようですが・・・
これにより本線沿いから側道沿いになったランプ西側のガソリンスタンドの運営会社が、2024/4/12付で自社サイトで公表していました。
<6/10追記>
尼崎宝塚線・宝塚IC付近の完全4車線化に関する情報ですが、兵庫県の広報紙「県民だよりひょうご」2024年5月号のローカル面(阪神北版)に掲載されているのを最近になって発見しました。
https://web.pref.hyogo.lg.jp/kk03/dayori2405/documents/8-hanshinkita.pdf
「2006(平成18)年から整備を進めてきた県道尼崎宝塚線(通称:尼宝線)が、今年3月に完成しました」とあるので、最後の追い込みで2023年度末に間に合わせたわけですね。
ちなみに、阪神北版は阪神北県民局管内(伊丹市、宝塚市、川西市、三田市、猪名川町)の新聞折り込みで配布されます。したがって、場所によっては尼宝線が身近な存在である尼崎市民や西宮市民には、たとえ新聞を取っていてもこの情報が含まれた広報紙は配布されなかったわけです=阪神南県民センター管内のため