ブログ記事「 尼崎宝塚線阪急立体交差部分の状況(2024/5/6現在)」の続報です。
2024/6/29時点の現地の状況を報告します。
地域住民向けの掲示物は2024/4/8付のままでしたが、阪急神戸線のすぐ南側にある東西の側道を連絡するトンネルの両側に「自動車・バイクの通行止め予告看板」が設置されていました。
通行止め期間は「令和6年7月29日(月)から令和8年6月30日(火)まで」となっており、2年近く自動車やバイクは迂回を強いられることになります。一方「歩行者・自転車の通行は可能です」とも書かれており、地域住民の日常生活への支障は抑制されます。
そして、下のほうには「この工事は令和10年度末までを予定しており、令和8年7月以降も、詳細は未決定ですが、通行止めを予定しています」の但し書きがあります。2023/5/30付ブログ記事で「阪急立体工区の拡幅完成は、今後順調に進んだとしても2028年以降になるわけです。」と書きましたが、兵庫県側が初めて関係者および地域住民以外にもわかる形で公式に認めたことになります。
そして、法面の一部(歩道に近い上側)には、作業用の杭がいくつか埋め込まれているのを確認できました。2021年秋以来2年半以上被せられていた施工断面のブルーシートが剝がされる日は近いことでしょう。
ちなみに、自民党所属の尼崎市議会議員のブログ(2024/6/23投稿分)によれば、2024/6/18に阪急武庫之荘駅近くの会場で「都市計画道路 尼崎宝塚線(阪急立体工区)道路改良工事について」の地元説明会が開催され、この議員も参加したとのこと。配布資料の表紙には「~沿道にお住まいの地元の皆様を対象とした説明会~」と書かれており、この資料がネット上で公開されることはまずなさそうです。