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近鉄大阪線との交差の南西側では京奈和道の工事が行われており、コンクリートの構造物を建設中ですが、実際にここにできるトンネルとの関係性は不明です。
近鉄大阪線との交差以南でも拡幅用地は既に買収済みで、一部では橿原考古学研究所による埋蔵文化財発掘工事が行われています。延々とトンネルを建設する過程では埋蔵文化財と出くわす可能性は相当高く、今後も他の買収済み用地で順番に行っていくということになれば、トンネル着工はいつの日になるやら・・・ そして、この発掘工事のボリュームが、国道165号香芝柏原改良の工事に着手できない元凶?の1つなのかも(2022/11/14付ブログ記事参照)。
このあたりのすぐ南側で京奈和道はトンネルから地上に出ることとなり、曽我川部分は橿原バイパスの両側に新たに建設する高架橋で越えます。東側は2020年度中に高架橋の橋脚が建設済みですが、西側は更地のままです。
曽我川の南側では、一転して京奈和道の高架橋の橋脚の工事(基礎部分あるいは本体部分)が盛んに行われています。といっても、トンネル区間との間に出入口は設けられないので、実際に道路構造物として供用開始されるメドは全く立っていないわけですが。
JR桜井線は橿原バイパスを高架橋で越えており、京奈和道はさらにその上を越えることになります。現地には完成予想図の看板が2つ設置されていました。
曲川町東交差点までで昭和50年代に「森につつまれた道路」として橿原バイパスが建設された区間は終わり、以南は2000年以降にバイパス道路が建設された区間です。バイパスの西側に高架橋の上部構造まで完成済みの部分もありますが、供用開始はまだ先の先です。
(つづく)