2022/9/3付ブログ「名塩道路生瀬トンネルの貫通後の様子(2022/9/3)」の続きです。
生瀬トンネル前の交差点、および武庫川を渡る西宝橋の仮橋への切り替え(自動車用・歩行者用が別々のルートとなっています)は、9月8日午前4時に実施されました。
https://www-1.kkr.mlit.go.jp/scripts/cms/hyogo/infoset1/data/pdf/info_1/20220819_01.pdf
早速、現地の様子を報告します。
西宝橋の車両用の仮橋は、有馬温泉方面からの県道から直進で行けるようになりました。
そして、有馬温泉方面の県道の仮橋はその役目を終え、歩行者の立ち入りが可能になりました。人が群がっているのは、福知山線の廃線跡トンネルの遺構がよく見えるからです。
役目を終えた県道の仮橋の上から、生瀬トンネルの入口をじっくりと見ることができます。来年あたりには、ここにトンネルにつながる新しい橋の建設工事が始まるはずです。
途中で屈曲しているのが特徴の西宝橋歩行者用仮橋。2020年3月には完成していましたが、その後2年半は水道管やガス管の経路(もとの西宝橋から移設)としてのみ活用されていました。
1964年に架設された西宝橋(欄干に書かれている個人名は建設費の提供者かも)は、9月8日午前4時限りで車両は通れなくなりました。歩行者はまだ通れます。兵庫国道事務所に聞いてみたところ、これまでの橋の解体は水量の少ない冬に行う予定で、解体着手まではどちらも通れるそうです。
国道対岸の青葉台側から見ると、「速度落せ」の路面標示が目立ちます。自動車はこれまではまっすぐ行けたのが、川の手前で右折せねばならなくなったからです。
自動車用仮橋につながる道路は、当然歩道はありません。ただ、歩行者通行禁止の警告看板もありません。