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鉄道を運休させて工事中の「国道47号高屋道路」の再評価結果について

関連ブログ記事・・・2022/2/22付「最上川沿いの高規格道路の整備のため、JR線が2年以上運休します」、2023/6/22付「新庄酒田道路、またも工事遅れ区間(高屋道路)が発生

2023/12/18に開催された令和5年度第3回東北地方整備局事業評価監視委員会で、並行するJR陸羽西線をバス代行にして施工中の国道47号高屋道路が再評価対象になりました。

https://www.thr.mlit.go.jp/bumon/b00097/k00360/h13jhyouka/051218/shiryou1218/shiryou04-2.pdf

その前の再評価は2022/9/26に実施されていますが、その際の資料を見るとこの時点で既に実行に移されていた鉄道のバス代行に関する内容は含まれておらず、実行から1年半以上経過して初めて評価されていることが分かります。

バス代行の直接の要因となっている高屋トンネルの建設工事費は、以前の「鉄道を運行しながらの施工を前提」の63億円から、27億円アップの90億円となりました。90億円のうち地盤改良が過半の47億円を占めており(国側が21億円・JR東日本側が26億円)、バス代行費用は15億円となっています。

このほか、電気設備・トンネル設備の見直しで10億円増、冬期安全対策設備の追加(2つのトンネルの間をスノーシェルターで連結など)で9億円増となっており、全体の事業費は前回評価時から48億円増の285億円となりました。

そして「6.事業の投資効果」の表によれば、事業期間が前回評価時の「H18~R6」から「H18~R8」に変更となっています。2026年度内には必ず完成させようという意気込みですが、果たして・・・

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