JR西日本公式サイトに、1月10日付で以下のリリースが掲載されました。
「2023年1月27日 大阪バスの一部路線にICOCAを導入します」
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/230110_00_press_icoca.pdf
既にバス事業者としてICOCAを導入済みの近江鉄道バス・松江市営バス・一畑バス・宇部市営バスなどとは異なり、初めてスマートデバイスを活用した簡易型端末を導入しますが、もちろん全国相互利用対象10種の交通系ICカードでも利用可能です。
導入対象は以下の路線となっています。
〇路線バス「俊徳道駅・近畿大学東門前線」
〇路線バス「新大阪駅・帝国ホテル・ホテルニューオータニ線」
〇大阪市内循環バス「御堂筋線」
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大阪バスは関西と各地を結ぶ高速バスのほか、大阪府内各所で一般路線バスを運行しています。
http://www.osakabus.jp/shinai/
今回はその全路線ではなく、それほど地域密着型ではない「俊徳道駅・近畿大学東門前線」「御堂筋線」のみが対象です。御堂筋線は2022/10/1付ブログ記事にあるとおり2020年春の運行開始以来低空飛行が続き2022年10月に減便されましたが、果たして利用は上向くでしょうか?
そして、謎なのが「新大阪駅・帝国ホテル・ホテルニューオータニ線」です。
おそらく2023/1/27から新規に運行開始するものと思われますが、このブログ記事を書いている時点では上記大阪バス公式サイトのほか帝国ホテル大阪・ホテルニューオータニ大阪の公式サイトのアクセスのページでも予告されていません。両ホテルともこれまで新大阪駅発着の無料シャトルバスは運行しておらず、運行頻度次第ではたとえ有料であってもそれなりの需要がありそうで、詳細情報の公開が楽しみですね。
ちなみに、上記御堂筋線のうち4系統は大阪駅とホテルニューオータニ大阪を結んでいますが、このブログ記事を書いている時点では1日1往復(ホテル発7:30、大阪駅発16:45)のみです。