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加賀温泉駅の整備状況(新幹線側=2023/1時点)

2024年春に北陸新幹線の金沢~福井~敦賀間が開業します。一部トンネル区間の工事の遅れから1年延びてしまいましたが・・・ したがって、各駅の工事のほうはほぼ完成が近づいています。

加賀温泉駅は従来の駅舎を潰して、跡地に新たに新幹線の駅を建設しました。外観は既に完成済みですし、線路の方もいつ新幹線がやってきてもおかしくない状態に仕上がっています(ホーム上はまだかも)。新幹線開業までは、かつての駅前広場に設けられた仮設の駅舎での対応となります。

駅の高架下や駅前一帯の整備計画は、加賀市公式サイトに掲載されている市民説明会の資料に詳しいです。

https://www.city.kaga.ishikawa.jp/material/files/group/49/471_1.pdf

以前は駅のホームと仮駅舎の間は長々と無粋な通路を歩かされましたが、2023年初時点では新幹線駅施設の中を歩くようになっています。

駅ホームからの地下通路と新幹線駅の接点あたり。

上記説明会資料の7ページ目の「エントランスホール」に相当する場所をホームに近い側から見た様子です。

こちらは、「エントランスホール」を仮駅舎側から見た様子。右側のJR西日本が整備する駅施設は完成済みなのに対し、左側の加賀市が整備する部分(観光案内所・コンビニなど)の工事はこれからなのでコンクリートの柱がむき出しです。

新幹線駅と仮駅舎の間には、以前のような無粋な通路が残っています。工事現場との兼ね合いのため、城下町さながらの鍵の手ができてしまいました。

以前は広大なスペースを占めていた旅館の送迎バスの駐車場は、工事の関係でかなり狭くなっています。上記説明会資料の4ページ目によれば、新幹線開業の暁にはこの東側に20台分のスペースが確保され、首都圏から乗り換えなしの新幹線でやってくる観光客を歓迎します。

(つづく)次回は在来線側を紹介します。

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