関連ブログ記事・・・2022/2/10付「徳島南部自動車道は徳島自動車道と接続しますが・・・」
徳島南部自動車道の徳島JCT~徳島沖洲IC間が開通し、徳島市街地の南東側の徳島津田ICまで本州方面から高規格道路だけで行けるようになってからまもなく1年です。
ただ、徳島津田ICの南側で勝浦川を越える長い橋「津田大橋」については、自然あふれる河口部の環境保全が重要なため、なかなか本格着工には至っていません。
工事を担当する四国地方整備局徳島河川国道事務所のサイトで、「四国横断自動車道勝浦川渡河橋の整備に関する環境保全検討委員会」の議事資料一式が公開されています。四国横断自動車道勝浦川渡河橋というのは、徳島南部自動車道津田大橋の工事計画上の名称です。
http://www.skr.mlit.go.jp/tokushima/road/b/kankyouhozen/index.html
開催状況は以下の通りです。
第1回=平成27年10月15日
第2回=平成28年1月6日
第3回=平成28年2月23日
第4回=平成29年7月28日
第5回=令和2年9月29日
第6回=令和4年10月27日
第4回の会合で、津田大橋の橋梁型式・デザインの報告がなされています。橋の途中で緩やかにカーブする構造です。
http://www.skr.mlit.go.jp/tokushima/road/b/kankyouhozen/no4/pdf/shiryou3.pdf
そして、第5回の会合は第4回から3年後、第6回は第5回から2年後と間合いが空いています。橋の構造が決まり、これを前提に環境保護を進めるためには拙速は是でないからかも。
なお、津田大橋工事の第一弾となる橋脚の下部工工事については、まず最初の1基分について2023年3月2日に落札者が決まったとのことです。