関連ブログ記事・・・2024/8/8付「 「久米島オーシャンジェット」が那覇泊港のホテルのリリース文に登場」
2024/5/31付の琉球新報に「8月中に運航開始予定」との記事が掲載された久米島オーシャンジェットによる那覇~久米島間の航路(元JR九州高速船のジェットフォイルを使用予定)ですが、8月下旬になっても相変わらずどこからも何の音沙汰もありません。
8月前半に公開された沖縄総合事務局の「第187回沖縄地方交通審議会船員部会議事録」(2024/7/18開催)に何か情報はないかと見てみましたが、全日本海員組合側の委員から
大分のホーバークラフトが今年の秋から就航予定ということが発表された中で、先日4回目となる事故が起こりましたよね。最近この船員部会でも話題となることが多いジェットフォイルについても再三言っておりますが、今回の大分の件もありますので、総合事務局さんとしても監査などのチェックは厳しく適切に対応して頂きたく思いますのでよろしくお願いします。
とコメントがあったのみです・・・東海汽船のジェットフォイルの漂流トラブルが発生したのはこの部会の開催後の2024/7/25
おそらく船員部会は「個別の航路の申請・審査状況について沖縄総合事務局から報告する場」という位置づけではないのでしょう。
そして、2024/8/23に、久々にプロのライターによる「那覇~久米島の高速船について言及された記事」がネット上に公開されました。
「国交省はどこまで踏み込むか…不正が相次ぎ発覚!博多・釜山間を結ぶ高速旅客船「クイーンビートル」を運航するJR九州子会社の「企業体質」」
https://gendai.media/articles/-/135974
https://news.yahoo.co.jp/articles/a09e35db99a613857a058755eaf4e3a34e3a9156
後ろのほうに「なお、売却した3隻のうち1隻はすでに沖縄県・久米島で就航がほぼ決定しており、後戻りはできない。」という文言が出てきます。つまり、プロの交通ライターレベルでも那覇~久米島の高速船および他2隻の売却先に関する情報は把握していないor把握していても公開できないのかも。
ちなみに、久米島町観光協会のサイトでも高速船についてはこれまで1回も言及されていません。電話で問い合わせたところ、「12月就航予定と聞いていますが、我々のところにもこれ以上の情報はなく、そう答えるしかない」とのことでした。また、共同運航相手となっている久米商船によれば、高速船のことは自社では直接関知しておらず久米島オーシャンジェット社に任せているとのこと。
<8/30追記>
2024/6/18付ブログ記事で紹介した「久米島島ぐらしガイド」に、新たな同社からの求人募集が掲載されました。
https://shimagurashi.net/jobs/20240823_oceanjetshain/
今年久米島に高速船が就航予定!久米島オーシャンジェット株式会社では、久米島所長補佐、兼作業員を追加募集中です!とあり、6月時点の求人募集にあった「8月」の文言は消えています。また、ここに求人の問い合わせ窓口として記載されている電話番号(市内局番が985)は確かに久米島町内のものです・・・(例)久米島町役場の電話番号一覧